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◇
まず気になるのは男か女か。
みんな口々と、興奮している彼に聞く。
「女！ しかも超、」
「ねえねえ。それってもしかして、新しいQチェア！？」
……なでしこの留学は今日初めて生徒に公開された。だが、新JもQも。新しいメンバーが入ることは一部の関係者にしか知らされていない。あむも、今朝までは何も知らなかった。
他の生徒にとっては現時点で四人しかいない。だからこそ、そういう発想になってもおかしくない。
「相馬様は卒業。なでしこ様は留学でしょ？」
「ガーディアンに新メンバーが入るんだ！」
それは本当か、というようにクラスメイトの視線がまた刺さる。何か知っているんだろうと期待の目。お生憎様、転入生がそうかは本当に知らない。
それに……うん。辺里も何も言わずなら私から話すことは無い。でも周りは『転入生は新Q』『なでしこの代わりとなる子』とすっかり興味津々。思い込んで、盛り上がっている。ありえない話ではないよね。
たとえ違っても女子の転入生がいるのは事実。どんな子なんだろう、楽しみだ。
「それも気になるけど、聞いてってば！ 凄いんだって転入生！ 聞いて驚けよ？ 何しろもう、超超」
「はいはーい、席についてー。六年星組担任、二階堂ですよ」
あ、先生来ちゃった。ていうか二階堂さんなんだ。彼は後ろ手でドアを閉める。みんなは転入生のことが気になるみたい。彼に質問しまくりだ。けれど紹介は後。全員が自分の席に着いてから。
二階堂先生はしょうがないな、というように。自分の名前を言ったら後はすっ飛ばしてさっそく本題に。ドキドキしている生徒を前に「さっ、入って」と廊下にいるらしい転入生へ入るよう促した。
再びドアが開いて入ってきたのは……
「転入生の、真城りまさん」
第一印象はとても小柄な子。下手したら
ちょこんとしてるのがまた可愛い。小学生なら男女問わずに理想の女の子だろう。……あぁ、私はああいう子に限って裏があると思うけど。二織の漫画とかで見たことある。
「はーい、それじゃ真城さん。みんなにニコニコご挨拶〜」
「……先生。あのね、」
お、喋った。透き通るみたいな声だ。
そしてピクリとも笑わず、真顔で言った。
「おかしくもないのにニコニコできないから」
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クロウサ(プロフ) - いいですよ。気にしないでください。 (10月17日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» そうですね……。申し訳ありませんが受けることはできません。個人的な理由もありますが、この作品だけを更新しているわけではないからです。これ以上掛け持ちしたくないので。ごめんなさい。 (10月17日 19時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - うーん。今しゅごキャラの小説を、書いてますがもう１つしゅごキャラの小説を書いて欲しいんです。もちろん原作沿いで、落ちは相馬空海でお願いしたいんですけど無理だったならいいんです。 (10月17日 19時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» 当作品を読んでいただき、ありがとうございます。物語の今後に関するリクエストならば、正直自らの体調を考慮してはっきりお断りすべきなのですが一応聞いてみたいと思ってしまいました。もし私のこの言い方に不快な思いをされた場合はすみません。 (10月17日 18時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - しゅごキャラの小説が、読めるなんて嬉しいです。あの１つリクエストしてもいいですか？ (10月17日 16時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2023年4月22日 23時
