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◆
「え、いいな……」
「良くないよ〜、もう飽き飽き」
「ちょっと何それー」
仲良しの友達とずっと同じクラス。今のあたしにはとても羨ましく思えた。あたしだって、なでしこがいてくれたら…………ううんっ。
いつまでも落ち込んでいちゃダメだ。また外キャラで友達できなくなっちゃうもん。笑顔作りまくんぞ！ 愛美ちゃんや和奏ちゃんともまた仲良くできるように笑顔、笑顔っ。
「あ……あむちゃん？」
「どうしたの？」
「え？ 何が？」
「顔怖っ。どういう感情なのそれ」
口角を上げて、頬の筋肉もあげて。そしたら変な緊張で眉間に皺が寄るけれど今のあたしは気づかない。楽しそうにしていた二人は、笑顔のあたしを見てびっくりしたみたいだった。
どうしたのと聞かれるけれどあたしには分からない。心配かけちゃダメだということ、そして慣れないことをして顔が吊りそうってことしか。
なでしこといるとき、あたしってどうやって笑っていたんだっけ。そう思ったとき別の声が飛んできた。振り返ったらいたのはA。
「あ、Aちゃん！」
「"まなわか"じゃん。私とは四年間同じクラスだね」
「Aちゃんは(クラス表だと)わたしたちより上に名前あるもん。今年も一緒で良かったよ〜！」
そっか。三人は去年も一緒。元月組。するとAはなぜか教室内をキョロキョロ。全体を見渡したら話し出す。
二クラスを再びクラス分けする。普通に考えたら男女半々になるはずなのに、あたしは『知ってる(女の)子が全然いない』のはどうしてか。教えてくれた。
「これ多分成績順で分けてるね」
「あー、来年の中等部への入学を意識してる感じ？」
「たしかに男子は星組、女子は月組が多いかも……」
「しかも結構偏ってる。じゃなきゃ、ガーディアンが片方にこんなに揃うことないでしょ」
あたし、男の子と必要以上に話すことないもんな……。元々自分から話しかけられないのもあるけれど、話しかけにくいのはそれも理由らしい。お互いに。
「それもだけどさ、」
「ん？」
「あむの隣って誰？」
左は空席。鞄ないし、まだ来ていないのかな。登校時間のベルはもう鳴ったのに。壁にかかる時計を見たらSHRで担任の先生が来るまで、あと一分かどうかってところ。
遅刻だろうか。そう思っていたら教室の前がガラリと開く。見たことがない男の子が飛び込んできた。
「みんな聞いて、大ニュース！ 転入生が来るぞー！！」
教室はざわめく。
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クロウサ(プロフ) - いいですよ。気にしないでください。 (10月17日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» そうですね……。申し訳ありませんが受けることはできません。個人的な理由もありますが、この作品だけを更新しているわけではないからです。これ以上掛け持ちしたくないので。ごめんなさい。 (10月17日 19時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - うーん。今しゅごキャラの小説を、書いてますがもう１つしゅごキャラの小説を書いて欲しいんです。もちろん原作沿いで、落ちは相馬空海でお願いしたいんですけど無理だったならいいんです。 (10月17日 19時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» 当作品を読んでいただき、ありがとうございます。物語の今後に関するリクエストならば、正直自らの体調を考慮してはっきりお断りすべきなのですが一応聞いてみたいと思ってしまいました。もし私のこの言い方に不快な思いをされた場合はすみません。 (10月17日 18時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - しゅごキャラの小説が、読めるなんて嬉しいです。あの１つリクエストしてもいいですか？ (10月17日 16時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2023年4月22日 23時
