203# 転入生は超美少女 ページ3
◆
六年星組。教室が近づいてきて自然と涙は引っ込んだ。そして見た目も。弱いあたしではなく、生徒からかっこいいと言われる外キャラに見えているらしい。
それにしてもガーディアンが揃って登校したんだ……目立つ目立つ。そのときクラスにいた全員の視線が数秒刺さった。クラス表で分かっていたけど「ガーディアンだ」って。
「辺里、はよーっす」
「今年も同じクラスだな。また一年よろしく！」
「おはようA」
「あ、あのっ……A様。初等部最後のこの年に同じクラスになれて本当に嬉しいです……！」
唯世くんは、昨年も同じ組だったらしい男の子に声をかけられて行ってしまう。Aもだ。女の子たちに呼ばれてそっちへ。ひとり、顔が赤い子がいた。今年度の親衛隊長らしい。
あたしは……というと。周りが楽しそうに話す中、席に着くまでも誰にも話しかけられないでいた。知り合いも全然いないし。こっちを見ている子もいるけれど、
「みてみて、ジョーカーだよ。かっこい〜」
「いつ見てもクール！」
唯世くんと一緒のクラスなのは嬉しい、けど。女子の友達欲しいよ〜……。ふと見るのはAの席。あの子は男女共に囲まれている。教室にいるとあんな感じなんだ。
実際、四年の秋にあたしが転入して半年は同じだった。けれど当時は周り見る余裕なかったし。ガーディアンも唯世くんしかよく知らなかったから。ロイヤルガーデンにいるときとまた違うなぁ。新鮮。
「あーっ、あむちゃんだ！」
「わたしたちのこと覚えてる〜！？」
たった今教室に入ってきた女の子二人。彼女たちはあたしを見つけると、真っ先にあたしの机まで来た。その顔は見たことがある。四年のときに一緒だった……
「
「やったー、同じクラス♡」
唯世くんを好きなことがバレる前から、朝も声をかけてくれた子たち。二人とも、相変わらず明るくて。あたしと同じクラスで本当に嬉しそう。あたしも顔見知りがいて、肩の力が少し抜けた気がした。
愛美ちゃん曰く、二人はこれで六年間一緒のクラスらしい。和奏ちゃんは腐れ縁だと言うけれど……。
.
●まなみ・わかな
漢字は設定。公式はひらがなです
→愛美
耳の上で二つ結び。実家は花屋。時々教室に持ってきて飾っている。将来は家を継ぐか、別の職業かで迷っている
→和奏
前髪をピンでとめている。外ハネミディアム。眼鏡
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クロウサ(プロフ) - いいですよ。気にしないでください。 (10月17日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» そうですね……。申し訳ありませんが受けることはできません。個人的な理由もありますが、この作品だけを更新しているわけではないからです。これ以上掛け持ちしたくないので。ごめんなさい。 (10月17日 19時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - うーん。今しゅごキャラの小説を、書いてますがもう１つしゅごキャラの小説を書いて欲しいんです。もちろん原作沿いで、落ちは相馬空海でお願いしたいんですけど無理だったならいいんです。 (10月17日 19時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» 当作品を読んでいただき、ありがとうございます。物語の今後に関するリクエストならば、正直自らの体調を考慮してはっきりお断りすべきなのですが一応聞いてみたいと思ってしまいました。もし私のこの言い方に不快な思いをされた場合はすみません。 (10月17日 18時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - しゅごキャラの小説が、読めるなんて嬉しいです。あの１つリクエストしてもいいですか？ (10月17日 16時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2023年4月22日 23時
