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◇
明日の流れについて確認しながらお茶会。半分の人数だとやっぱりどこか寂しい。空海が抜けた穴はこんなところでも感じてしまう。
ロストは戻ってきたと思ったら、こそりと私の頬杖の影に隠れて耳打ちをする。気配消してんのか。こはくもみんなも、気づく様子がない。秘密の話があるってこと。
「日奈森に四つ目のしゅごたまが生まれている。おれの目の前でそれにバツがついて、現在行方不明。それと、ほしな歌唄のしゅごキャラの片方が日奈森のところにいる」
いやいや、情報が多いよ。反応したらバレるから『了解』の意味で人差し指をトントンと頬に軽くタッチ。ふむ、中々に難題。私も捜索した方がいいだろうか。
それと、歌唄ちゃんのしゅごキャラか。こっちはロストに任せ切りでいいだろう。幸いガーディアン関係者の目を避ければ、彼の姿はイースター側及び二階堂先生にも知られていない。いつもの情報収集だ。
「？ Aさん？」
「どっか気になるところでもあった〜？」
相槌してなかったらそりゃこうなる。あー、えっと。
「私たち、ハッキリとは決めてないけれど。Qチェアって副会長的に思われてるじゃん？」
「まあそうですね」
「転校したてで『その自覚を持って』は難しいと思うわけ。だから最初のうちはサポートについた方がいいかなって。関係作りも兼ねて順番にね。二人はどう？」
ややが、いの一番に「賛成〜！」と手を上げる。五年生になって多少頼もしく見えるよ。そうそう、ややだってもう最年少じゃない。明日になれば後輩というJチェアが来るからね。期待してる。
辺里も頷いていた。よし決まり。あと、誤魔化し成功。
…………、
「……辺里、やや。私からひとつ話がある」
お菓子もお茶も無くなり、解散の空気になって。頬杖をやめて背筋をただし、顔の横で控えめに手を挙げた。
なんだなんだと視線が刺さる。玉座にいたキセキも、こはくに戯れていたペペからも。本当はあむにもいて欲しかったけれど、あの子はあの子で大変そうだから先に二人に聞いてほしい。
「まだ先の話だけど、私……中等部へ内部進学はしない」
「え……？」
「実は年末ぐらいから英語の勉強してて。私、年齢に合った学年で教育を受けたいの。……日本じゃ飛び級できない、中卒認定試験もまだ承認されていない。だから、」
あむにはまだ秘密にして、ともお願いする。二人は大きく首を縦に振ってくれて。応援もしてくれるらしい。
ありがとう。
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クロウサ(プロフ) - いいですよ。気にしないでください。 (10月17日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» そうですね……。申し訳ありませんが受けることはできません。個人的な理由もありますが、この作品だけを更新しているわけではないからです。これ以上掛け持ちしたくないので。ごめんなさい。 (10月17日 19時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - うーん。今しゅごキャラの小説を、書いてますがもう１つしゅごキャラの小説を書いて欲しいんです。もちろん原作沿いで、落ちは相馬空海でお願いしたいんですけど無理だったならいいんです。 (10月17日 19時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» 当作品を読んでいただき、ありがとうございます。物語の今後に関するリクエストならば、正直自らの体調を考慮してはっきりお断りすべきなのですが一応聞いてみたいと思ってしまいました。もし私のこの言い方に不快な思いをされた場合はすみません。 (10月17日 18時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - しゅごキャラの小説が、読めるなんて嬉しいです。あの１つリクエストしてもいいですか？ (10月17日 16時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2023年4月22日 23時
