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◇
「……ふ、ふん。本当可愛くないよなお前。りま様とは大違い」
「他人の評価なんて興味無い。それに、人の良さはそれぞれ。自分の『好き』を否定されたら嫌でしょ？ 言われて嫌なことは人にも言うな。幼稚園児でも分かるよ」
それに、
「好きな人が私を見てくれるなら他にはいらない」
彼らには最後。黒板に落書きしてたことは二階堂先生に報告しておくから、と残してその場を後にする。陰口を吐きたいならどうぞ勝手に。女子に好かれる反面、一部の男子から反感を買っていることは今更だ。
こんな話もある。AくんとBちゃんは恋人。しかしBちゃんが私の親衛隊に加入した。その後、二人は別れてしまった。あれは何年前だったかな。四年の冬、だったっけ。
私のせいって理不尽にも程がある。心を支配することは誰にもできない。彼より、私に惹かれちゃっただけ。その子に好きでいてもらえるように頑張ればよかったのに。
「あ、」
窓から校門が見える。そこに向かっていくのは探し人、あむ。お茶会には出ないで帰るのか。……別にいいよ。無理にとは言わない。
仕事は明日から順々に。そりゃちょこっとはあると思うけれど、まだ三人でもこなせる量だろう。
「ロイヤルガーデンに行こっか」
「デス」
..
新Qが誰なのか。新Jへの違和感の正体。こはくの様子。Aの状態についても。ロストは多くのことを考えていた。だが、特に気になるのは先に述べたどれでもない。最も懸念していたのはジョーカーだ。日奈森あむのこと。
事はひと月ほど巻き戻った三月上旬。彼は密かに感じていた。新しいたまごの気配を。当人……あむやランたちは隠していたが、ロストはひと足早く察していたのだ。
ランがハートでミキがスペード、スゥがクローバー。トランプのスートは四種類ある。……残りはダイヤ。あむから四つ目のしゅごたまがうまれていた。
「うう……、はああ……」
「あむちゃん……」
「あーあ。お茶会サボっちゃった……」
持ち主の元を離れて、いつもの諜報活動。Aの記憶がないためか、ロストは自身の気配を消すのが可能だった。そのため近くにいることをランたちも気づかない。
ジョーカーは切り札。そんな彼女が集まりに行かずにとぼとぼと歩いている。何度目か分からないため息を零しながら。不安の種はなんだろう。真城さんか、今後のガーディアンか。それとも……
「てゆーかさ、いいんだけどさ。別にさ……」
.
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クロウサ(プロフ) - いいですよ。気にしないでください。 (10月17日 19時) (
レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» そうですね……。申し訳ありませんが受けることはできません。個人的な理由もありますが、この作品だけを更新しているわけではないからです。これ以上掛け持ちしたくないので。ごめんなさい。 (10月17日 19時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - うーん。今しゅごキャラの小説を、書いてますがもう１つしゅごキャラの小説を書いて欲しいんです。もちろん原作沿いで、落ちは相馬空海でお願いしたいんですけど無理だったならいいんです。 (10月17日 19時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
東雲れーた(プロフ) - クロウサさん» 当作品を読んでいただき、ありがとうございます。物語の今後に関するリクエストならば、正直自らの体調を考慮してはっきりお断りすべきなのですが一応聞いてみたいと思ってしまいました。もし私のこの言い方に不快な思いをされた場合はすみません。 (10月17日 18時) (レス) id: 70caf03276 (このIDを非表示/違反報告)
クロウサ(プロフ) - しゅごキャラの小説が、読めるなんて嬉しいです。あの１つリクエストしてもいいですか？ (10月17日 16時) (レス) id: 004a3e734e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：東雲れーた | 作成日時：2023年4月22日 23時
