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カイザー「俺は今まで、本気で守りたいと思ったヤツがいなかった。
それを覆したのはお前だ、A。
だから、俺はAと会えてよかったと思っている」
私をベッドに押し倒したまま、カイザーはそう言った。
カイザー「そんな存在を他のヤツに取られたら、どうすればいいか、わからなくなるだろ、、、だから、
絶対、他のヤツに取られんなよ。取られそうなときは、俺が本気でAを守ってやる」
耳元で囁かれた彼の言葉は、独占欲強めだが、辛い過去だった私にとって、とても嬉しい言葉だった。
A「ずっと守ってくれるの…?」
カイザー「言っただろ?俺にはお前しかいない、ずっと守ってやるって」
A「……ゥ、…グスッ…」
あまりの嬉しさに、一筋の涙がこぼれた。
カイザー「…泣くほど、嬉しかったのかよ」
A「だってぇぇ〜〜」
そう言って、私はカイザーに抱きついた。
カイザー「ホラ、もうわかったから、泣き止め」
そのとき、ちょうどノアさんが用事でここに来たようで、私たちを見た彼は、
ノア「……取り込み中だったか……」
と言っていた。まあ、これを見たら、誰だってこう言うよね……。
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氷室玲奈 - トトロさん» いつも読んでくださって、ありがとうございます!!とても励みになります!! (3月8日 19時) (レス) id: 133a687971 (このIDを非表示/違反報告)
トトロ - ネスがカイザー以外の人に優しくてビックリ (3月6日 21時) (レス) @page25 id: 9e1b9944fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷室玲奈 | 作成日時:2023年9月6日 22時