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15分後
カイザーがお風呂から上がってきたので、私はカイザーに聞いてみた。
A「ねえ、話って何?」
カイザー『……。』
何も言わないカイザーを見て私は首をかしげる。
するとカイザーは私を思いっきりベットの方に引っ張ってきた。そのせいか、私はそのままカイザーの方に体をぶつかってしまった。一気に近くなった美しいカイザーの顔を見た。
A「なんでそんな悲しい顔をしてるの?」
カイザー『…お前が他の奴にとられないか心配なんだ。』
え…。もしかして、ネスさんと私が話しているのをみて、ヤキモチ焼いちゃったのかな…?
A「可愛い…(ボソッ…)」
どうやらその声がカイザーにも聞こえていたみたいで『うっせえ、侵すぞ』と、ドスのきいた声音で言ってきた。ヒイイッッ!ごめんなさいッ!!
カイザー『俺はお前のことが…Aのことが一番大事だし、この世で一番愛している存在なんだ。
あそこの…孤児院での生活でもAのことを一番気遣って過ごしてきた。Aに暴力振るうクソ孤児院の院長は今度会ったらぶっ殺すけどな。
けど、俺は、孤児院での生活は楽しかったと思っている』
A「なんで?」
カイザー『お前と初めて会った時のことを覚えているか?』
その時、私の脳裏にも初めて出会ったときのことを思い出した。
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新しいお話ができました!→「風鈴高校の紅一点」
こちらの方もぜひ読んでみてください!
♪次回予告♪
次回からカイザーとAの出会いを書いていきます!次回もお楽しみに♪
8人がお気に入り
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氷室玲奈 - トトロさん» いつも読んでくださって、ありがとうございます!!とても励みになります!! (3月8日 19時) (レス) id: 133a687971 (このIDを非表示/違反報告)
トトロ - ネスがカイザー以外の人に優しくてビックリ (3月6日 21時) (レス) @page25 id: 9e1b9944fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷室玲奈 | 作成日時:2023年9月6日 22時