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「とれた…！」
思わず、声を上げてしまう私。
…そう、私は初めて［Alexandros］のライブチケットをとったのだ。
いつかは行きたいと思っていたけれど。
白井さんと親しくなって、ライブに行きたいと思ったときにはツアーは始まっていて、チケットは既にソールドアウト。
そんなとき、名古屋でライブをやると知ってかすかな望みをかけてチケットを申し込んだ。
まさか、当たるとは思っていなかったからびっくりしたけど。
これでついに白井さんの演奏を聴ける…！
早くチケットを発券したくて、スマホと財布だけ持って家を出た。
.
発券してコンビニを出る。
一般だから、席は悪いけれど。
でも、［Alexandros］のライブに行けるんだから、そんなことどうでもいい。
それに、せっかく行くなら１泊して名古屋観光でもしようかな。
そんなことを考えながらマンションに戻ると、私の部屋の前に見覚えのある人影が。
「しら…あ、」
声をかけようとしたけれど。
コンビニに行くだけだったからスウェット姿なわけで。
こんな格好じゃ白井さんの前に出られない。
どうしよう…
１人、オロオロとしていると、
「あ、Aさん」
白井さんに気付かれてしまって。
「こ、こんにちは…」
スウェット姿で会う恥ずかしさで少し俯きながらも、白井さんのもとに行く。
「…今、少しだけ、時間いい？」
「へっ、あ、はい、大丈夫です…」
本当は今すぐ着替えるために部屋に入りたいけど、仕方がない。
すると、白井さんは封筒を私の前に差し出してきて
「あのさ、良かったら、これ…」
「えっと…」
いきなりのことで躊躇する私に
「…この前のチョコレートのお礼、」
と言いながら封筒から長方形の紙を取り出した白井さん。
何なんだろうとその紙を覗き込むと
「あっ！」
ついさっき、私が発券してきた、［Alexandros］のライブチケットで。
「あの、私…持ってます」
「え、？」
不思議そうな白井さんに、発券してきたばかりのチケットを見せる。
「あの、どうしてもライブ行きたくて…一般で応募してたんです。
それで、当選したので、今さっき発券してき…っ、」
言い終える前に白井さんに私が持っていたチケットをひょいと抜き取られてしまって。
…どういうこと…？
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lala(プロフ) - [ゆー]さん» はじめまして、コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです＼(^o^)／これからも楽しみにしていただけるようなお話をお届けできるように頑張ります。ありがとうございます！ (2017年6月17日 11時) (
レス) id: 6e6d723bbc (このIDを非表示/違反報告)
[ゆー] - はじめまして！まーくん大好きなのでいつもキュンキュンしながら読ませていただいてます！どんな展開になるのかたのしみです♪これからもゆっくりマイペースに更新してくださいね！楽しみにしてます！ (2017年6月6日 21時) (レス) id: 1d5e58c086 (このIDを非表示/違反報告)
lala(プロフ) - なっちさん» ありがとうございます！白井さんが好きで好きでこのお話を作ったので、そう言っていただけて嬉しいです(/_;)不定期更新にはなってしまいますが、頑張ります。ありがとうございます！ (2017年6月4日 10時) (レス) id: 6e6d723bbc (このIDを非表示/違反報告)
なっち - 白井さんが好きで、こういった小説、すごく嬉しいです！これからも、楽しみにしてますっ♪応援してます☆ (2017年5月27日 17時) (レス) id: 60be99a415 (このIDを非表示/違反報告)
lala(プロフ) - あんこさん» きゅんきゅんしていただけて嬉しいです！白井さん好きな方にそう言っていただき嬉しいです(;_;)まだまだお話は続きますのでよろしくお願いします！ (2017年5月9日 0時) (レス) id: 580dc5912b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lala | 作成日時：2016年9月20日 21時
