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*
あれから1年
今日、わたしはアパートを出る。
玲「何で俺がお前の部屋の掃除しなきゃなんねーんだよ」
『玲於くらいしか頼める人いなくて！』
メ「これ、もう捨てに行っちゃっていいですか？」
『はい！すいません関口さんまで……ありがとうございます！』
メ「いえいえ、大丈夫ですよ！」
引越し業者さんに荷物は運んでもらって
最後の掃除を玲於とお隣さんの関口さんに
手伝ってもらっている。
玲「なぁ、A本当に涼太くんでいいの？」
『なんで婚約して引越ししてる最中にそれ聞くかな』
玲「俺は心配してやってるだけだよ？かわいいかわいい幼馴染の元恋人が結婚するなんてそんなね、寂しいに決まってんでしょうが」
『わ、久々に玲於の口からかわいいとか聞いた！もっと言って』
玲「もう言わねーし……てかそこ？親みたい！とかそういうツッコミない訳？」
『あー確かに(笑)……でも大丈夫だから。玲於に心配されなくても幸せだよ』
玲「……そ」
『玲於が幼馴染でよかったな』
玲「急に何」
『たくさん救われたから』
玲於は照れてるのかそっぽ向いて作業し始める。
玲「……俺も、Aが幼馴染でよかった……多分」
『多分、ね』
そんな話をしてるとわたしのスマホが鳴って
『あ、涼太だ。もしもし』
もうすぐこっち来れそう？という内容だったので
そろそろ出れる、と返事した。
『玲於？うん。玲於！涼太が代わって、って』
玲「何？俺？」
玲於にスマホを差し出し、渡す。
玲「もしもし。…………うん、……うん。何言ってんの、涼太くんには言われたくないわ！俺、今彼女いるよ？…………はいはい。じゃーね」
『……玲於、彼女いるの？』
玲「え？……ああ……いるよ」
『ふーん……』
メ「Aさん！あ……お邪魔でしたか？」
『いえ！関口さんお世話になりました。これお礼にどうぞ』
関口さんに菓子折りを渡し
手続きを済ませて
涼太と出会った思い出のアパートを後にした。
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りさ - はな*さん» いえいえ(*^_^*) (2021年5月2日 23時) (
レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
はな*(プロフ) - りささん» 読んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(^^) (2021年4月30日 8時) (レス) id: 27dc132a0b (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 面白かったです(*^_^*) (2021年4月29日 23時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - はな*さん» 読んでくださってたなんて(*/□＼*)ありがとうございます(*/□＼*) (2020年8月25日 11時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
はな*(プロフ) - 叶夢さん» はじめまして。読んでいただいてありがとうございます！わたしも叶夢さんのお話拝読しております！感想頂けて嬉しいです(^_^) (2020年8月25日 11時) (レス) id: 27dc132a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ge_hana_/
作成日時：2020年8月9日 13時
