81 ページ32
*
「どうした？Aちゃん」
『ううん、何でもない。明日仕事だし帰るね』
ちょっと不安になったのがバレないように
涼太くんの家を後にした。
.
翌日の昼休み、白濱さんには小声で どうなった？ と聞かれ
お付き合いすることになりました、と伝えると
そっか〜涼太のことよろしくね、と言われる。
亜「多代先生、女性誌の方から連載やらないかって企画きてるんだよねー」
『え！そうなんですか？』
亜「やってくれると助かるな〜先生すぐ断ろうとするからな〜」
『はぁ……』
白濱さん、それもしかして遠まわしに
わたしに後押ししてくれって言ってますか？
亜「よろしくね！」
『あ、あの！白濱さんにちょっとお聞きしたいんですけど……』
亜「なに？」
『先生が今までお付き合いされてた方とかって……分かりますか？』
亜「あー……気になる？」
白濱さんに目を細めて笑われる。
『気にはなります……そりゃあ……』
亜「俺もさすがにデビューしてからの先生のことしか分からないけどね」
『それでもいいんで教えてほしいです……』
亜「聞いちゃう？」
聞くのこわいけど、何人いたかとかだけでも気になるな……
『はい……』
亜「じゃあ今度飲みに行こっか」
じゃあ金曜とかどう？
大丈夫です、と
すぐに決まった。
.
金曜、急に残業になってしまったので
白濱さんには先に居酒屋に行ってもらい、
30分程遅れて向かった。
『遅れてすいませ……！？』
亜「お疲れー！」
「Aちゃんお疲れ様」
『なんで涼太くんがいるんですか？！』
亜「Aさんと飲みに行くって言ったらついてきちゃった！」
いや、ついてきちゃった！じゃないんですけど……
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 213人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りさ - はな*さん» いえいえ(*^_^*) (2021年5月2日 23時) (
レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
はな*(プロフ) - りささん» 読んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(^^) (2021年4月30日 8時) (レス) id: 27dc132a0b (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 面白かったです(*^_^*) (2021年4月29日 23時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - はな*さん» 読んでくださってたなんて(*/□＼*)ありがとうございます(*/□＼*) (2020年8月25日 11時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
はな*(プロフ) - 叶夢さん» はじめまして。読んでいただいてありがとうございます！わたしも叶夢さんのお話拝読しております！感想頂けて嬉しいです(^_^) (2020年8月25日 11時) (レス) id: 27dc132a0b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はな* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ge_hana_/
作成日時：2020年8月9日 13時
