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*
気温がとても下がった金曜日、
玲於と久々に飲みに行こうってなって
駅前で玲於を待っていた。
寒いなあなんてぼーっと立ってたら
何だか見覚えのある人が視界に入ってくる。
『涼太くん……？』
でも涼太くんの隣には女の人がいて
その女の人の顔を見て、目を疑った。
『多代さん……』
この間カフェにいるのを見かけたとき
一緒にいたショートカットの女の人は多代さんだ。
楽しそうに笑って歩いている２人を見て
玲「A、遅れてごめん」
騒がしい駅前の音がまるで聞こえなくなって
玲「……A？」
頭の中が色んなことを一気に処理しようとして
玲「お前、なんで泣いてんの」
ぐちゃぐちゃだ。
.
泣いていると人にジロジロ見られるので、
玲於はわたしを人目に付かない場所まで
手を引いて連れてってくれた。
玲「どーした」
『……分かんない……』
玲「分かんない、じゃ分かんねーから！何かあったんでしょ？ほら、言ってみな聞いてあげるから」
『涼太くん……涼太くんと、多代さんが一緒に……歩いてた』
玲「涼太くんと多代さん？」
『うん、絶対そう。見たの、2回目だから』
玲「今日このまま飲みに行く？どうする？やめてもいいけど全然」
『……行く。玲於と一緒にいたい』
いくら幼馴染とはいえ、
玲於がわたしを好きでいてくれてるのをいいことに
甘えてしまうのは悪いことだね。
涼太くんのこと、きっぱり諦められればいいのに。
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りさ - はな*さん» いえいえ(*^_^*) (2021年5月2日 23時) (
レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
はな*(プロフ) - りささん» 読んでいただいてありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(^^) (2021年4月30日 8時) (レス) id: 27dc132a0b (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 面白かったです(*^_^*) (2021年4月29日 23時) (レス) id: 41dc70dfaa (このIDを非表示/違反報告)
叶夢(プロフ) - はな*さん» 読んでくださってたなんて(*/□＼*)ありがとうございます(*/□＼*) (2020年8月25日 11時) (レス) id: 08075bc0b9 (このIDを非表示/違反報告)
はな*(プロフ) - 叶夢さん» はじめまして。読んでいただいてありがとうございます！わたしも叶夢さんのお話拝読しております！感想頂けて嬉しいです(^_^) (2020年8月25日 11時) (レス) id: 27dc132a0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな* | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ge_hana_/
作成日時：2020年8月9日 13時
