第一話 ｂｙナナ ページ3
俺がその子が毎日来ていると気が付いたのは、三日目のバイトが終わった時だった。
ということで、俺は四日目(金)に聞いてみた。
「なぁばあちゃん、なんかちっちゃい子で毎日来てる子いるよな」
「ちっちゃい子？」
「小学生くらいに見えるのに制服着てる、ふわふわの黒髪の可愛い子」
「あー･･･Aちゃんかのう。あの子にそんなこと言うたらいかんぞ」
「Aちゃん？へー･･･何歳？１３歳？でもちっちゃいよねー」
俺がそう言った瞬間、ばあちゃんはもうこっちを見ていなかった。
え、何急に我関せずみたいな。
急に背中に悪寒を感じて、恐る恐る振り向く。
･･･自分の声で来店チャイムに気付かなかった。
「･･･悪かったわね、これでも高校一年よ」
そう言ってふいっと陳列棚の方へ行く、話題の彼女。
･･･やべえ、やっちまった。
「あの、ごめんなさい！」
「うるせえ巨人族」
･･･こ、こっわこの子。
「･･･あ、綾鷹いいよね！俺も綾鷹好きなんだよね！」
「こんな奴が好きとかキヨさんへの冒涜」
･･･え、今この子なんて。
「･･･キヨ？」
「あんたは知らないと思うけど。金髪高身長のリア充め」
「･･･キヨって最終兵器俺達？」
「･･･なんだ知ってんの？」
「･･･いやだって俺だし」
「･･･は？」
「･･･いや俺」
「･･･これから本編始まりますって言ってみて」
「これから本編始まります」
「･･･えむじぇいけー」
･･･それ俺のセリフな。
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くーろん - part2の方にコメントすれば良かったものの…すみません！（長文失礼しました (2015年11月30日 18時) (
レス) id: 5752c9b5a5 (このIDを非表示/違反報告)
くーろん - 以前、「とある男子高校生の日常」でコメントさせていただきました。お久しぶりです、くーろんです。覚えていらっしゃいますか？ナナさんとのことで…お名前呼ばせていただきます!(^^)!楽しい内容の小説、お二人さんで頑張ってください！またお目にかかれて光栄です！ (2015年11月29日 20時) (レス) id: 5752c9b5a5 (このIDを非表示/違反報告)
ナナシのコンペイトウ(プロフ) - ☆ミカンさん» ナナです！コメント、ありがとうございます！これからも二人で頑張っていきますので、よろしくお願いします！ (2015年4月19日 6時) (レス) id: 9c31349a76 (このIDを非表示/違反報告)
☆ミカン(プロフ) - こんにちわです！ この小説面白くて面白くて読むのが楽しみです(ノ)･ω･(ヽ)こらからも、応援してます！頑張ってください！ (2015年4月18日 5時) (レス) id: f2c1209be0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナシのコンペイトウ＆夢乃ココロ x他1人 | 作成日時：2015年4月3日 17時
