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「邪魔だなんて思わないよ。最初に言ったでしょ?
Aちゃんが居てくんないから支障をきたしちゃってるって」

「Aちゃんが居なきゃロクに音作りも進まないの。
俺、確かに音楽が一番大事だよ?
世界一を叶えたいし、これからもそのつもりで挑んでく」

「だけど今までとはもう違う。
あの日から変わっちゃったんだよ。
Aちゃんが変えちゃったの」

「Aちゃんが居てくれるから安心して打ち込める。
Aちゃんが居てくれるから音楽に集中できる」

「俺の一番大事なものに
Aちゃんが必要不可欠になっちゃったんだよ。
俺がこう言っても、考え方変わらない?」




堰を切ったかのように
川上さんの口から言葉が溢れ出す。




いつも前向きな川上さんに比べたら
私はいつも後ろ向きで、消極的で、


好きだとは言ってくれたけど、
やっぱりこんな性格じゃ呆れられると思っていた。




だけど、そんな私を諭すかのように
たくさんの想いを話してくれて、
教えてくれて、


まさかそんな風に想われていただなんて
想像にもしていなかったから、
私はただただ驚くばかりだった。




「あの時、ちゃんと気持ち伝えないままで
順番間違えちゃったかもしれないけど、
躰からじゃダメ?今から言っても遅い?」




気まぐれなお遊びだと思っていた体の関係は
真剣な気持ちからで、


傍にいたら目標の邪魔になると思っていたのに
私が必要だなんて言われて




自分に都合のいい夢でも見ているようで
なんだか信じられない。




「ねえ、Aちゃん。
俺が今まで送ったメッセージ見てくれた?」

「あ、いえ、まだ・・・」

「そっか、トラブルあったって言ってたもんね。
読む時間なんてなかったか」




そう言いながら川上さんが立ち上がる。




「Aちゃん、スマホどこ?」

「バッグの外ポケットに・・・」

「ああ、これか。取り出すね」




川上さんは私のスマホを持ってくると
「はい」と手渡してきた。




「俺が送ったメッセージ、見て?」




そう言われて、
言われるがままに画面を開く。





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叢雲(プロフ) - かのんさん» 返信が届いていなかったようなので先程再チャレンジしてみました! (2021年5月31日 20時) (レス) id: 1b9e74f105 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - そうだったんですか?こちらも受信履歴にはないですね。まだ続きがある楽しみを幸せに待ってます! (2021年5月31日 0時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
叢雲(プロフ) - かのんさん» 私もメッセージを返信させていただいたんですが送信箱に履歴が無くて...、返信は届いてますでしょうか?After話はもう少し続く予定ですのでそちらもお楽しみいただければ幸いです(^-^) (2021年5月30日 23時) (レス) id: 1b9e74f105 (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - メッセージ送信するも、その後なぜかエラーで開けず。2人のその後も気になってたので&の方で読めて嬉しかったです!必ず読ませていただきます! (2021年5月30日 1時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
叢雲(プロフ) - かのんさん» メッセージ送ってくださってありがとうございました(^-^)私も元のふたりに戻せて良かったなーと思っております。またお話を更新した際は読んでいただけると嬉しいです。 (2021年5月29日 23時) (レス) id: 1b9e74f105 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:叢雲 | 作成日時:2021年2月19日 23時

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