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未遂 沖矢side ページ10

「ねぇ、沖矢さん。あれ、何だと思う?」



ボウヤと二人歩いていた



するといつの間にか足を止めていた、ボウヤが指差して言っていた



俺はそこまで歩いてボウヤの指差している物を見た



そこは空き地で何かの罠のようにドラム缶があった



そしてそのドラム缶から



「・・・人の足に見えますね」



人の足が見えていた



「だ、よね・・・、沖矢さん、行こう!!」


「あ、待って!!」



ボウヤは走って行く



俺はそれを追い、走った



「沖矢さん、早く!!中はどうなってる?」


「えぇっと・・・ん?」



ボウヤに追い付き、ドラム缶を見ると、女が目を開いてこちらを見ていた



「・・・どうも」



女は口を開いて喋った



「取り敢えず、出してくれませんか?」



女が頼んで来たので、ドラム缶の中から出すことにした

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作成日時:2017年2月13日 13時

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