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未遂 ページ46
「君の呪縛もう終わったんだよ。もう死ぬ必要は無い」
「でも、」
「貴女はもう苦しまなくて良い。十分な程に何度も何度も命を絶った。そして今ここに貴方は新しく存在する」
沖矢さんも違う方に座って頭を撫でてくれる
それが凄く温かくて、安心出来て、記憶を失っていた自分に優しくしてくれた彼等は凄く、怖かった
「大丈夫です、ここには僕達しかいませんよ」
泣いて下さい、と優しいトーンで言われる
「・・・泣いてないもん」
俯いて言うが流れるものは止まらなくて
ポタポタとベッドの掛け布団に落ちて染みになって行った
それでも二人はずっと黙って傍にいてくれた
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作成日時:2017年2月13日 13時