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未遂 沖矢side ページ43

「Aさん!!」



家に入り、リビングに入った瞬間、目に入ったのは血の海だった



「救急車を!!」


「分かっている!!」



俺は自分のキャラも忘れ、急いで救急車を呼んだ



「早急にだ、恐らく頸動脈を切っている。失血で死ぬ可能性がある、急いでくれ」


「沖矢さん!!傷口はまだ浅い方です、持って後、三十分です!!」


「三十分・・・今から杯戸病院に向かう。手術の用意をしておけ!!」



通話を切り、安室くんを見た



「安室くん、車か?」


「ええ!!行きますよ、彼女を頼みます!!」



安室くんは首を押さえていたのを俺に任せて、走って行った



俺はそっと彼女を持ち上げた



少しでも血が流れないように



再び病院送りになった彼女は、すごく脆くて壊れそうだった

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作成日時:2017年2月13日 13時

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