今日:12 hit、昨日:1 hit、合計:369,856 hit
小|中|大
未遂 ページ38
退院した私は何故か学校に行くことを許されなかった
つまりは安室さんの家で軟禁状態
外に出ることは出来ないし、誰とも話させてくれない
コナンくんは良いらしいから、よく遊びに来てくれていた
沖矢さんも百歩譲って良いらしい
でも何で外に出たらダメなんだろう?
「Aさん」
「ああ、安室さん。何か?」
「もう外に出ても大丈夫ですよ」
「え、あ、はい。どうして今まで・・・」
訊くと安室さんは危険だったからとしか言ってくれない
だけど私は今、外にいる
許可が出て数日
ぶらぶらと何か抜け落ちた頭を引き摺りながら歩いた
「あっれ、まだアンタ生きてたの?」
私の前で立ち止まった人は笑いながら言った
私はその人を見た
「・・・姉、さん」
私の前にいたのは私の姉だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
311人がお気に入り
311人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2017年2月13日 13時