死にたがりと公安とFBI (ページ36)

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未遂沖矢side ページ36

｢ふふ、そうなんですね｣

あの後、俺達はすぐに打ち解け世間話をしていた

彼女がこんなにも笑う人だったとは

高校生の時はよく笑う子だったのか

｢それにしても、コナンくんは可愛いねぇ｣

ボウヤを抱き締めて頬擦りをしている

｢お、お姉さん!!昴さんの顔怖いからっ｣

どうやら気が付かない内に怖い顔をしていたらしい

｢失礼します｣

ガラリと開いた病室の扉

全員がそちらを見る。立っていたのは安室くんだった

｢沖矢さん？何故貴方がここに？｣

｢安室さん、貴方こそ。少し良いですか？｣

俺は立ち上がり、安室くんを彼女に話の聞こえない場所に誘った

｢こんな所で何の用です？｣

｢安室さんが彼女、橘寿都さんのお知り合いのなら伝えておく事が･･･｣

安室くんに彼女に伝えた