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未遂 ページ28
「何ですか?今度は」
後ろで私に纏わり付く沖矢さんに言う
「貴女が苦しんでいるのなら、居場所が無いのなら、僕は貴女の為になんでもします。だから、死ぬ、なんて止めて下さい」
「だから、沖矢さん。貴方は私の何なんですか?」
「僕はただ貴女の事が気になるんです。・・・何故だか分かりませんけど」
意味が分からん
「私に深入りしようとするのは止めて下さい。私の為になんでもすると言うのなら、今すぐに私の首を絞めて殺して下さい」
「・・・それは出来ません。僕は貴女の心に触れたい。心に傷があるなら治してあげたいんです」
沖矢さんは耳元で囁く
でも
「沖矢さん、何か勘違いしていませんか」
「・・・え?」
「私は別にその辺の人みたいに誰かに何かをされてメンタルをやられた訳じゃありませんし、大体そんなちっぽけな事で死のうなんて思いませんよ」
沖矢さんからするりと離れて言った
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作成日時:2017年2月13日 13時