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未遂 ページ25

「いえ?別にどうもしませんよ」



そう言い、貰ったコーヒーをすする



「では、何故言いに?」


「励ましに来たのと・・・二度と、私の前に現れないで下さい」


「・・・はい?」



安室さんはどういう事だと言わんばかりの顔をした



「私、嫌いなんですよね。その仕事の人」


「何故?」


「調べたら出て来ますよ」



それでは、とカウンターにお金を置きポアロから出て行った



ぶらぶらと歩いていると前方から恩人さんが歩いて来た



「おや、貴女は・・・」


「どうも、恩人さん」



通り過ぎようとしたら、声を掛けられた



「僕は沖矢ですよ。えーっと?」


「私は橘寿都ですよ」


「橘寿都さんはどこかに行く予定で?」


「いえ、特に。これから、家を密室にして遊ぼうかと」



そう言うと、沖矢さんは固まる



「それはいけませんね。僕と一緒に遊びましょう」



私は強制連行された

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作成日時:2017年2月13日 13時

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