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4回目の未遂 ページ18
「・・・取り敢えず、服を着て下さい」
安室さんとやらは私に着ていた上着を掛けくれた
そうだ、風呂場で死のうとしたんだった
服を着ていないじゃないか
「寒いでしょう?まだ暑い季節とはいえ」
「そうですね」
安室さんとやらはこちらを見ようとしない
何だ、貧相な体には興味ないってか
そんな事を考えながらも立ち上がる
安室さんとやらは先に出ていて、服を着て廊下に出ると腕組をしながら扉の横の壁に凭れる安室さんとやらの姿
「お待たせしました?」
「橘寿都さん、少しお話ししたいことがあります」
「もう少し死にかけだった人に優しくして下さいよね」
まぁ、いいや。と私はリビングに歩いた
「こっちでゆっくり話しましょ」
「はい」
後ろを安室さんとやらに言うとついて来た
今日もまた未遂で終わった
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作成日時:2017年2月13日 13時