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｢･･･ん｣
パチパチと瞬きをして、目を開けた
｢あ、起きたか？｣
その声に驚いて飛び起きた
｢つぅ･･･っ｣
でも頭に痛みが走り、頭を押さえた
｢ああ、動くな。頭殴られてんだから｣
｢あ、なたは一体･･･｣
こちらに近付いて、僕の事を覗き込んで来る人に問い掛けた
｢俺はただの通りすがりだ。パッと見た所にお前が誰かに襲われているのが見えて･･･｣
そうか、この人は僕を助けてくれたのか
頭に巻かれた包帯がそれを示している
それに、ここは僕の家じゃない
｢お前を襲った人は･･･すまんが、逃してしまった｣
｢いえ、構いません。助けて頂き、ありがとうございました｣
にこりと笑って助けてくれた彼にお礼を言った
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作成日時：2017年1月6日 12時
