今日:10 hit、昨日:1 hit、合計:29,380 hit
小|中|大
22 ページ23
「もー、人の言うことを聞かないから」
「すみません、でした」
僕はベッドに強制搬送されて、首輪に繋がれた
当たり前、なのか?
「君を食べるのは俺だっての」
「それは違います」
「何でだよ」
くだらない言い合いにクスリと笑ってしまう
「何笑ってんの。食べちゃうよ」
「僕は食べないんだろ」
「死んだら食べるよ」
スルリと彼の手に頬を撫でられる
それに自分の手を重ねてスリスリと頬擦りをする
「平和ボケした顔だね」
僕が笑うのを見て言う彼
「・・・うるさい」
「君は俺のペット。可愛がってあげる」
「はい・・・」
ペットと呼ばれた事に否定しない
「明日、お風呂一緒入ろうか」
「はい」
そう言えば、いつからか入っていないな
僕は彼に飼われる犬となった
食人鬼に飼われる犬に
――
end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
40人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2017年1月6日 12時