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「何?今俺は満足だから、もうしないよ」


「・・・僕は、何も求めて無いです」



フイと顔を逸らして言う



息は荒いけど



「そお?じゃあ、晩御飯食べる?」



晩御飯、そう言われて背筋がゾクリとする



「い、らない、です・・・」


「何か勘違いしてない?」



晩御飯を拒否すると、彼は何か首を傾げて言う



「別に君に、人肉を食べさせようなんて思って無いよ」



彼はそう言って、僕の頭をぐしゃぐしゃと撫でた



「食べたいなら、あげるけど」


「いいです、いいです!!」


「ま、何でもいいや。下行こうか」


「え・・・っ」



彼は僕の両手を動けなくしていた手錠の片方を取った



「晩御飯、食べるだろ?」


「え、あの?」



ベッドから立ち上がる彼を、体を起こして見つめた

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作成日時:2017年1月6日 12時

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