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れ「…
まだお客さんも来てない部室にて、珍しく真面目なれんげにそう言われた。
だが、私にだって譲れない。
『…まさか、ここで意見が分かれるなんてな。』
れ「あら。貴女だって分かっていたんじゃなくて？」
『かもね。けど、れんげだから信じたかった。』
彼女と囲んでたテーブルの席を立ち、私は諦めにも似た笑みを浮かべた。
れんげは獲物を前に
彼女らしからぬ殺気に私も気を引き締め、先手必勝の一言を紡いだ。
『ーー…だから、軍服姿の零さんは圧倒的に色気が増す。よって“S”だ。』
れ「それが
『何でもかんでも逆にするのもダメだろうが！零さんは圧倒的にドSじゃ！』
…そう、かれこれこの話題で１時間は彼女と意見が衝突している。
と言うのも、今日は何故かコスプレをする事になり用意されていたのは【警官】だった。
定番中のど定番であり、むしろ今更感もあるのだが…。
れんげの「やはり安室先生は黒系ですから…、Mですわね！」と言う一言からここまで
『せっかくの軍服なら鞭持たせたいだろ！？
れ「それはSだけに当てはまるモノじゃなくてよ！Mなら人前では紳士然としてる彼が！特定の人物には頬を赤らめる姿に、れんげは白米5杯食べれますわ！」
『なら私は6杯！…ってか違う！人の旦那でナニ想像してんの！』
れ「貴女だってもう大人なんですから、それくらいご想像なさっているのでしょう！？いつも余裕な
もう何がなんだか。
私達はぶつかるままにお互いに意見を譲らず、物凄い事を口走っているのに気が付いていない。
優雅に紅茶片手に話を咲かせてるなんて言えず、カップに注がれたままの紅茶はテーブルが揺れる度に
可愛らしいクッキーは手付かず、ケーキは火花を散らす私達をジッと見つめている。
『だとしてもこんな
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四條暁(プロフ) - 心結さん» 応援して頂きありがとうございます！これからも頑張ります(*｀･ω･)ゞ (2021年5月15日 16時) (
レス) id: e97b238670 (このIDを非表示/違反報告)
心結(プロフ) - お疲れ様です！今回も夢主と澪さんの会話などいろいろ楽し見ながら読んでます！これからも応援してるので頑張ってくださいね(*^^*) (2021年5月15日 15時) (レス) id: 59ce652171 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：四條暁 | 作成日時：2021年5月11日 17時
