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ページ33

カチ…カチ








「お疲れ様でーす」







私「お疲れ様です」








「Aお先です」







私「うん!お疲れ」







次々と人がいなくなる社内に、私のキーボードを叩く音と時計の秒針の音、それとエアコンの風の音だけが響く







「A〜、なんちゃら改革に引っかかるから、残業もほどほどにな〜じゃっお疲れさん」








私「お疲れ様でした!」







いよいよをもって








私「1人か…」








パッと腕に着けた時計を見ると時刻は20時を過ぎたところ








カチッとスマホを付けても新着メッセージは無し








Aごめん今日やっぱ残業で行けそうにない!今度埋め合わせする!!








土下座のスタンプには既読の文字だけが悲しくついたまま








私「怒ってるかな〜」








口をへの字にしてちょっと目線を下げて拗ねてる大貴の姿が容易に想像出来る







私「集中集中っ」







ごめんっと小さく心の中で謝ってもう一度画面の資料と向き合う







私「…」







エアコンの風が肩にあたる








「こんな時間まで残業とはけしからんな」








私「…へ?」







ビクッとして慌てて振り向くとそこには
ビニール袋を腕にぶら下げた大貴がたっていた








私「…え、なにしてんの?!」







大貴「残業って言ってたからさ、ほら差し入れ」








ニコニコの笑顔でコンビニの袋を差し出す








私「社員証無くてよく通れたね…」







大貴「あっなんか警備員の男の子と意気投合しちゃってさ、机の上に置いて出ちゃってって言ったら快く通してくれたよ笑笑」









自分で買ってきたシュークリームを口いっぱいに頬張りながら笑顔で話す大貴








私「あーの新しい子か、防止斜めに被ってて大概夜寝てる」








大貴「可愛い顔してるよな〜笑笑」








大貴にちょっと…かなり似てるって言おうとした言葉をグッと堪えて「そうかな〜?」なんて無難に返す









買ってきてくれた肉まんを1口含むと口の中に一気に温かさと独特の甘さが広がる









まるであの頃ベンチで食べた肉まんみたいに

作者より→←*


ラッキーアイテム

絆創膏

ラッキーカラー

あずきいろ


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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 山田涼介 , 有岡大貴   
作品ジャンル:恋愛
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あんこ - 美月さん» まだまだですよ、笑 そうですね!実話をもとに作ってみたりも面白そうだなって思います!書いてみようかな…笑 これからもよろしくお願いします!! (2019年3月12日 17時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - あんこさん» わーまだまだ若いですね、、、笑 学生生活の色々もお話しのネタとかに出来ると思うんで大事に楽しく過ごしてくださいね! (2019年3月7日 4時) (レス) id: 46937e10bb (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 美月さん» すごく嬉しいです!!お願いしますm(_ _)m (2019年3月6日 16時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 美月さん» はい、4月で中三になります! (2019年3月6日 16時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - あんこさん» 探してみますね(^^) 遊びに行きます (2019年3月5日 0時) (レス) id: 46937e10bb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美月 | 作成日時:2019年1月23日 2時

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