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私「だいたいねえ!無理なのよバカ...」
ビール片手に枝豆をつまみながら理性を保っていたのは最初のほんの数十分。
塩辛に箸を伸ばし、いつの間にかもう何杯目かの焼酎を口にしながら愚痴をこぼす今の私は
例えるなら昇進出来ずにずっと係長止まりなサラリーマンが部下に愚痴を言ってるような感じになりつつある
私「いつもそうよ結局は私が好きで終わり....。
にこにこ笑顔振りまいてさ?甘いもの我慢して?スタイルキープ頑張って、、それでも誰かの特別になんかなれっこないの。」
大貴「な〜にまた振られたの?」
私「うるさいばかあ〜!もっと言葉選べ!デリケートなんじゃわたしゃ!」
お肌がぷりっぷりだった10代はあっという間に終わり、気づけば20代後半
私「そっちから好きって言ったくせに...なんなのよ
今度こそ上手くいくって思ってたのに...くそ〜」
ゴチンと音を立てて私のおでこがぶつかったのは居酒屋のテーブル
姉ちゃん大丈夫かい?という大将の言葉のあとすぐに、あー大丈夫です!すいませんと笑う大貴の声が脳内にひびく
私「誰が大丈夫じゃぼけ...」
お酒を飲むと口が悪くなるようになったのはいつからだろう。
可愛く''酔っちゃったかも〜''なんて言って男の肩にコテンと寄りかかることが出来なくなったのは25を過ぎたからかな
一昔前によく言われた
女性の年齢=クリスマスケーキという理論
25才。つまり結婚適齢期を少しすぎた売れ残りの26才....
まあ晩婚化が進む今となっては死語となりつつあるのだけど、この理論って意外と当たってるのかもしれない
私「ただ今私、AA大セールちゅうで〜す」
大貴「はーいはいもう終わりな、お前飲みすぎ」
私「なんだと〜!有岡!もう一杯もってこーい!」
大貴「なーんだよそれ笑」
隣で笑うこの男は小学校からの所謂腐れ縁というやつで
大貴「いくぞほら」
私「きゃ〜」
よいしょっと私の左肩に手を回し私を抱えながら
__ガラガラ
お会計を済ましタクシーを拾うこいつは
いつだって私の左側を支えてくれる意外と優しいやつで
大貴「まあその男もまた、女見る目がなかったってことだなあー」
私の心の支えだったりする
ラッキーアイテム
絆創膏
ラッキーカラー
あずきいろ
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あんこ - 美月さん» まだまだですよ、笑 そうですね!実話をもとに作ってみたりも面白そうだなって思います!書いてみようかな…笑 これからもよろしくお願いします!! (2019年3月12日 17時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - あんこさん» わーまだまだ若いですね、、、笑 学生生活の色々もお話しのネタとかに出来ると思うんで大事に楽しく過ごしてくださいね! (2019年3月7日 4時) (レス) id: 46937e10bb (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 美月さん» すごく嬉しいです!!お願いしますm(_ _)m (2019年3月6日 16時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - 美月さん» はい、4月で中三になります! (2019年3月6日 16時) (レス) id: d09a9a9f00 (このIDを非表示/違反報告)
美月(プロフ) - あんこさん» 探してみますね(^^) 遊びに行きます (2019年3月5日 0時) (レス) id: 46937e10bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:美月 | 作成日時:2019年1月23日 2時