2人きり. ページ9
渡辺side
今日は俺が単独で出る雑誌の撮影
今日ついてくれるマネージャーがAだと言うことを俺はさっき知った
彼女の存在は前から知っていたけれど、話したことなんてなくて今でも挨拶とか事務連絡をされるくらいで康二たちみたいにそんな濃い関係ではない
ずっと仲良くなりたいと思ってたし、こんなこと言っていいのかわからないけど少しでも近づきたいと思う
だから今日はチャンスだ
そんなことを考えてると
『渡辺さん!おはようございます!』
「おう、おはよ」
『メイクさんお待ちになられてるのでもうお願いします』
.
.
.
.
スタッフ「いやー、渡辺さん本当に美容詳しいんですね」
「どっぷりはまってしまって、笑」
スタッフ「あなたの所のマネージャーさんが必死に売り込んでたわよ〜〜笑 美容が本当に大好きで肌も綺麗で、、ってね。また呼んじゃうかも!よろしくね」
「そうなんですね!ありがとうございました」
驚いた。この仕事が彼女の猛プッシュで決まったことも
俺が美容ハマってることを知ってたことも、
382人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:羊夏 | 作成日時:2019年8月25日 0時