【CS・派生】虚世の世界にはエルフの現代人。 (ページ6)

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しかっけい。そのさんページ6

「…えっ、といつから…？」
そう言って出てくるのは桃色の髪の管理者。

『いや、狼を倒す頃から遠目で見てたんでしょ』

ぎくり、そんな音がつきそうなくらいに顔がころころ変わる。だがあたしにとっては「面白い人。」としか思わない話なんだが、まぁ…

『早くバグを直してもらえないかな…』

そういうと彼女(？)はいそいそとバグに向かう。

「あ、見ないで下さいね！いろいろあるんで！」

何を言う…管理者のバグを直す方法なんてまだあたしにも分かっていないのに…

そう伝えると桃色の髪の管理者は少し意外そうに、ただ目の前の任務を遂行しようと作業を始めた。

あたしは暇なので武器の手入れでも。

ーーーーー

そうして少し経ってから彼女はこちらに来た。

「はいはいー！！終わりましたよー！」
『はいありがとう、御礼は…っと』

まぁ一応御礼はいるかなと思ったので鞄を漁る。

…紅茶？

『こんなんでいいなら…まぁ、ニルギリだけど』

管理者はニルギリが好きなのか目をキラキラ。

「いいの？？ありがとうございます！！…あ、言い忘れてましたね。私はLeicaと言います。貴方は？」
『…えっ、と…しゅがぁ。』

そう言うと彼女は何処か胡散臭い笑顔で微笑む。

「いや～、あ、私もう時間です！行きますね～！」
…逃げたか…多分今後会う事は無いだろう。

まぁ、たまには、こんなのもいいかなって。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー今回はうさぎのここあ。様の「Leica」ちゃんをお借りさせて頂きました。なんだ、かわいいかよってなってたのは秘密でお願いします。

うさぎのここあ。様の作品も素晴らしいので是非見に行ってくださいまし。