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『はあ。わかりました』
「やった！！！ありがとう！！！」
『嫌いなものありますか？』
「ない！なんでもたべる！」
『今からお買い物行けないので、家にあるものになりますけど』
「全然いい！！！ほんとにうれしい！！！」
電話越しで大きくなる声に、スマホを耳から離す。
「ねえ、ミンギュに代わって！」
『え、はい、待ってください』
部屋を出てミンギュー！と叫ぶとリビングから走って階段を駆け上がって来るミンギュ。ほんとに犬みたい。
「ヌナなに？」
『ユンジョンハンが電話代わってほしいって』
「もしもし？ジョンハニヒョン？」
うん、うん、と話しながら笑ったり、こっちをチラッと見るミンギュに何の話をしてるのか気になる。
「うん、とにかく任せて！あした楽しんできて！」
はい、とわたしに戻ってきたスマホ。
『もしもし』
「あ、Aちゃんありがと」
『なんの話してたんですか』
「男同士の秘密！」
『へえー』
棒読みでそう言うとユンジョンハンはケラケラ笑っていた。
「あした、家まで迎えに行くね」
『え、いいですよわざわざ』
だって動物園は、学校の更に向こうの駅だから、わたしが乗った電車に二駅後にユンジョンハンが乗れば会える。
「おれが行きたいからいいの！」
『はあ、そうですか』
「だからAちゃんはお洒落して待ってて！」
『出来る限りがんばります』
「１１時前に迎えに行くから、それでいい？」
『わかりました』
「じゃあミンギュにも１１時前に行くって言っといて」
『はいはい』
「たのしみだね」
『そうですね』
「棒読み！もっと心込めて！！！」
『たのしみですね』
電話の向こうのユンジョンハンはんふふ、と笑っていた不気味だ。
「Aちゃん」
『はい』
「ありがとう」
『はい？どういたしまして』
「あした会ってくれて」
『ああ、はいどういたしまして』
「あした何時起き？」
『９時くらい？』
「早いね」
『お弁当作らないといけないので』
「そうだった。ありがとう」
『お礼してもらいますから』
「うん、任せて！９時に電話する！」
『いいですよ起きれますよ』
「じゃあ起きたらメッセージ送って！」
『わかりました』
「なかったら寝坊だと思って電話する！」
『はいはいわかりましたよ』
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f - このお話何回も読んでるけど毎回キュンキュンが止まらなくて本当に大好きです…！素敵なお話ありがとうございます！ (2021年7月30日 15時) (
レス) id: f47bd03f70 (このIDを非表示/違反報告)
hanihaniてんし - キュンキュンしました！ハニペンとして、とても嬉しいお話でした！ありがとうございます~！ (2019年12月31日 16時) (レス) id: 528189e27f (このIDを非表示/違反報告)
ににに(プロフ) - ウォヌ ペンとしてちょっぴり切なかったけど、めっちゃきゅんきゅんしました (2019年8月28日 0時) (レス) id: 7eaeb151a5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな子(プロフ) - 私が評価ボタン押したら点数？が10になりました!!星全部埋まるってスゴい人気なんですね♪私もお話書いているので、参考にさせてください!!お話、最高です!! (2019年8月17日 14時) (レス) id: 590d5b732c (このIDを非表示/違反報告)
ymu(プロフ) - ボボベイビーさん» コメントありがとうございます。陰ながらの応援、ありがとうございますとても励みになりました＾＾ジョンハンさんとの番外編、楽しみになさっていてください！ (2019年7月31日 17時) (レス) id: 89080e4533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ymu | 作成日時：2019年7月8日 8時
