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ノア君に ページ36

私は彼の元に向かった。

海…月が綺麗。

彼はやはり独りだった。

日本刀が輝く。

『…綺麗。』

ノア君は私を見た。

いつもとは違う彼の瞳

水色で透明なはずなのに

今は黒くハイライトがない。

絶望に染まっている。

こんな彼見たことない。

na「どうして」

彼はジッと私を見つめた。

『君も私の人生に欠かせない一人だよ。』

私は微笑んだ

彼は海を見つめる。

na「海は僕に似て、とても暗く深いんだ。
  まるで…」

『影みたい?』

私がそういうと

彼は私を見て笑った。

ハイライトがない

海と同化している。

na「影は光になんてなれないんだ。」

『…君はそうやって考えるの。』

すると彼はもう1度海を見つめた。

『だったら私も考える。
 そうだなぁ…光には影が必要だよ。』

ノア君は黙り込んだ。

『光があれば必ず影ができる。ないことはないよ。』

『君は独りっていうけど、独りじゃこの世界は成り立たない。
 誰かが必要としていたら、その時点で独りじゃないよ。』

『光には影が。ノア君には…嫌だったらごめんだけど、私がいる。』



『要らない人間なんてこの世に存在しないよ。』



こんな私たちを月が優しく、そして儚く見守っていた。

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いゆ天 - あれ、私だ(今更) (2019年8月10日 17時) (レス) id: 63bf2faeef (このIDを非表示/違反報告)
てふてふ(プロフ) - んーとねぇ、ガラケーだからコメント打てないらしいのよね (2019年8月8日 15時) (レス) id: 5e8a2cabb0 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - NoAHさん» 健康第一ですよ。私が言うのもなんですけど。 (2019年8月2日 5時) (レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)
NoAH(プロフ) - マリンさん» 大丈夫ですよ (2019年8月2日 5時) (レス) id: 9fd65e9655 (このIDを非表示/違反報告)
マリン - NoAHさん» …まぁ寝てくれれば。 (2019年8月2日 5時) (レス) id: 2dc0637cbc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:海風マリン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年4月28日 2時

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