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soft ページ3

「あれ、Aちゃん!」
「んー?」


そう、はしゃぐような声が部屋に明るく響く

今日は久しぶりにいぶくんが私の家にやってきた
そして、あるものを見つけ、嬉しそうな声で私を呼んでいる


「ソファ買ったの?」
「そうそう、ちょっと前にね」


深緑色の帆布生地で、2人がけのソファ
前からどうしても欲しくて、お金を貯め先月ついに購入しちゃったものだ


「ねぇねぇ、座っていい?」
「どーぞ」


そう言うと、ぼふっと可愛らしい効果音をつけて座った
うん、かわいい


「いいねぇ〜、Aちゃんも座ろ!」
「今行く!ていうか、めっちゃくつろいでる」


そう言って、手足をだらっとソファに預け、こっちにおいで〜と誘ってくる

私はパタパタとかけよっていき、彼のお隣にそっと腰かけた

すると突然、わたしの肩に重みが感じられた
横を確認すると、いぶくんがこちらに寄りかかっている


「……どうしたの?」
「んー、休憩?」


ふわふわの髪が首に触れ、なんだかくすぐったい
それに加えて、近くに息遣いが聞こえ、ちょっと恥ずかしい
……あと照れる


「……好きだよ」


ふいに甘ったるい声で、そうつぶやかれた
なぜか小声でささやかれ、それがさらに追い打ちをかけてくる
頭が溶けちゃいそうだ

いぶくんはというと、私が照れているのに気づいたのか、こちらを見てはにやりと笑っている

その顔に何も言えなくなってしまい、私はそっと目をつぶるのだった

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春光(プロフ) - めっちゃ読んでいて楽しいです!!続き楽しみに待っております\(^o^)/ (2022年7月23日 22時) (レス) @page4 id: 51abf968eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花市 モメ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年3月17日 23時

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