よーん ページ5
あれからまた数時間
もう完全に日が暮れている。
柊「れなちゃーん、お父さんお迎えきたよ!
………やっぱ寝ちゃってるか」
むりもない
もう子どもにとっては眠くなってしまう時間
柊「すみません、また今日も寝ちゃってます」
遼「あー、いいよ別に。
てか俺らしかいねぇんだしその堅苦しいしゃべり方やめろよ」
柊「あ、うん…」
これが遼くんの本性。
れなちゃんでもさすがに気づいていないらしい
遼「ほか、奥に誰かいんのか?」
柊「奏馬先生が奥に」
遼「へー。ま、いいか」
黒い笑いを浮かべて近づいてくる
柊「いいってなにが…んっ!?」
後ろから口を塞いで、壁に押し付けられた
おれがいくら頑張ったって、遼くんはびくともしない
柊「んんっ…んーー!!」
息がしずらくて苦しい
遼「ああ、わりー」
やっと自由に息ができるようになる
柊「遼くん、どいて」
遼「どけって言われて素直にどく奴がいるかよ」
さらに力が強くなってますます逃げられない
柊「だめだよこんなとこで。そこでれなちゃんが寝てるんだし!」
遼「ごちゃごちゃうるせぇな」
そのままおれの口を塞ぐ
隙を与えずすぐに舌を入れてくる
柊「んっ、ふぁ…ぁあっ」
強引に絡められて苦しくて自然と涙が出てきた
やっと離してくれたと思ったら休む間もなく何度も何度も。
柊「も、やめて」
遼「あ?んじゃあ次はこっちな」
柊「へっ?…あ、ちょ!」
当然のようにおれのベルトをカチャカチャ外し始めて
つけていたエプロンをめくってシャツの下に手を入れてくる
遼「本気で嫌なら、俺を殴ってでも抵抗してみろ」
人を殴ったことなんて一度もないし
もしそれをやったとしても遼くんにかなう訳もなかった
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作者名:aaaaak | 作成日時:2017年3月19日 22時