【歌い手×まどマギ】嘘。【まふまふ】

嘘29。 ページ32

sideまふまふ

今はそらるさんと遊んでいます。

A、今なにしてるのかなぁ。
寂しかったり、してないかな……。

「__い？_い！_ふ__！まふまふ！」

「はっ、はい！！」

あれ？ゲーム終わってる…。

「お前、さっきからぼーっとしてるけど、なんかあった？」

「あ、そうでしたか！ごめんなさい……とくになにもないです！」

危ない危ない……ちゃんとゲームに集中しないとね！

ピンポーン！

家の呼び鈴が鳴った。

「「はーい！」」

いやなぜそらるさんまで返事するの……
合鍵持ってるからって同居人じゃないんですからね！

扉を開けば、青い帽子。

「警察ですが。」

はっ？

はぁ？

はぁぁ！？

えっ！？やばいやばいな！？
見つかった！？

「最近この辺りで行方不明の少女の目撃情報があったのですが、何かお心あたりないでしょうか？」

よかった……近所全部を周ってるみたいだ。

「ごめんなさい……知らないです。」

そう言うと警察は隣の部屋へ行ってしまった。

「まふまふ？誰だった？」

そらるさんが顔を出して心配そうに見ている。

「警察だそうです。事件の情報を探してるらしくて。」

ふーん、と興味を失ったように返したそらるさんは、止めていたゲームを再開した。

「早く〜続きやるよー！」

「まっ、待ってくださいよぉ！」

しかし、この辺りで目撃情報が出たのか……
マズイな。見つかるのも時間の問題。

あ。また死んだ。

「まふまふ、ほんとお前なんかあった？」

「い、いえ！大丈夫です！」

と、とりあえずはゲームに集中しよう！


色んなこと、隠していかないと。

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