【歌い手×まどマギ】嘘。【まふまふ】

嘘25。 ページ27

sideまふまふ

Aは魔法少女らしい。
さっきの化け物は魔女と言って、それを倒す事が仕事と説明された。

話を聞いた第一印象。




かっこいい。


僕もエイプリルフールネタで魔法少女になってみたりもしたことがあるけど、本当にいるとは思っていなかった。

「かっこいいと思う。」

正直に言ったら君はとても驚いた顔をしてて。
怒られると思ってたんだろうなぁ。

「いいな〜僕も魔法少女なりたーい！」

空気を明るくするために言ってみたらAは笑った。

「まふくんは男の子だから魔法少年じゃない？」

「ほんとだー！」

って頰が緩んだ。

魔法少女……か。

そんな大変な事してたんだね。

ごめんね、気づかなくて。

その後もグリーフシード？とやらとかソウルジェム？とやらについての説明をしてもらった。

「明日も魔女退治に行くの？」

「行かないとね。魔法少女だし。」

大変だね。
また行っちゃうんだ。

「A……。ちょっと聞いて？」

ーーーーーーーーーー
sideA

まふくんは本当に怒ってないらしく、

「僕も魔法少女になりたーい！」

とか言ってて、少し緊張が解けた。

その後はどんな魔法を使うのかとか、
グリーフシードやソウルジェムの細かい説明をした。

「明日も魔女退治に行くの？」

「行かないとね。魔法少女だし。」

まふくんは少し何かを考えた後、口を開いた。

「A……。ちょっと聞いて？



魔女と戦うのって危険でしょ？

足でまといになるかもしれないけど、

もしよければ…


明日から僕も連れて行ってくれないかな？」



えっ……？

作者の謝罪。→←嘘24。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す