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( Nozomu . K )
重岡《 小瀧 》
重岡《 Aと俺はAの会社の前におんねん 》
重岡《 お前がおらなあかん状況やから来てほしい 》
連続で送って来たしげからのラインに
既読だけつけてAの会社へ走り出した
なんで 、こんな時間に会社おるん？
俺の悩みを知ってるしげからとったら
今回の事件に関連してるんやろうなって
予想は安易にできたことだ
まさかAにまで直接危害が及んでると思ってなくて
今まで相談したりしやんかったけど
今回で明らかになった
小瀧「 A！ 」
「 … っ！ のんちゃん … っ！！ 」
小瀧「 ごめん！ほんまごめん！ 」
「 あのね 、わたし … 」
小瀧「 ピンキーリングやんな … ？ 」
実は 、そのピンキーリングやねんけど
あの女が投げたふりして手に持っててん
俺もさっきわかったことやから気づかんくて …
長い間探しとったんやろ？ ごめん …
そう謝るとAは安心したかのように
ほっと胸を撫で下ろし 、
辛そうな顔ながらもふわっと笑ってみせた
「 私 、どうしようかと思った …
のんちゃんの無くしちゃったって …
だいちゃんに相談したけど 、素直に言うしかなくて … 」
小瀧「 ほんまごめん 、早く気づいてれば 」
「 やだ 、謝らないでよ … っ 」
夜も更けて 、街灯とコンビニが
俺らの足元を照らした
Aの右手を手に取り 、
もう寒くなるし帰ろう 、と言うと
Aは何も言わずに頷いた
小瀧「 しげ 、」
重岡「 ん？ 」
小瀧「 ありがとう 」
重岡「 なんやねん 、いきなり ( 笑 ) 」
小瀧「 言うとかな気が済まんし 」
重岡「 Aと小瀧の関係が崩れんようにしただけや 」
だけや 、と強調するが
その行動がしげの優しさだった
はにかんで俺の方を見ずに真っ直ぐ見つめるしげが
一段とかっこよく見えた
「 だいちゃん 、… ありがとう 」
重岡「 お前はお前でもっと頼るって言葉の意味をわかりや？ 」
「 頑張りま〜す … 」
俺としげの手をぐっと握ったAの力は
俺らへの感謝と愛情の強さだった
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綾 香(プロフ) - るんちゃんまん。さん» コメントに気づかず申し訳ございません！ リクエストの件 、了解致しました！ ありがとうございます！助かります！（＾_＾） (2019年5月15日 20時) (
レス) id: 8e44b59e11 (このIDを非表示/違反報告)
るんちゃんまん。(プロフ) - リクエストです！些細なことで、かみしげVS女の子で喧嘩しちゃってしばらく気まずくなっちゃうけど最後仲直りするようなお話が読みたいです！いつも楽しく読ませてもらってます。これからも更新頑張ってください！ (2019年5月6日 22時) (レス) id: 080aa07571 (このIDを非表示/違反報告)
綾 香(プロフ) - りのんさん» ありがとうございます！ コメントのお陰で頑張れます！ （＾_＾） (2019年5月3日 17時) (レス) id: 8e44b59e11 (このIDを非表示/違反報告)
りのん - とってもおもしろかったです!これからも頑張って下さい (2019年4月30日 22時) (レス) id: 9387c43d47 (このIDを非表示/違反報告)
綾 香(プロフ) - 聖生さん» わざわざコメントありがとうございます！好きって言ってもらえるととても嬉しいです （；＿；） (2019年4月26日 20時) (レス) id: 8e44b59e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾 香
| 作成日時：2019年4月21日 19時
