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( Daiki . S )
藤井「 Aもやる？ 」
小瀧「 やろやろ！ こっちおいでや！ 」
「 ん〜 、まだやり方わかんないから見とくよ？ 」
桐山「 大丈夫やって！ 」
重岡「 じゃあ俺が教えたるわ 」
「 ほんと？ じゃあやろうかな 」
まだ乾いてもいない髪を短いながらも一つにまとめて
靴下を履いていない足をペタペタと床に踏み込み
俺の方へ向かってくる
あぐらをかいている俺の脚を
軽く緩ませてできたゆとり部分に
彼女がちょこんと座った
重岡「 え 」
「 なに 、どうすんの？ 」
藤井「 A 、そっち行くん？ 」
「 だいちゃんが教えてくれるって言ったから 」
小瀧「 俺やったら詳しく教えるで？ 」
桐山「 しげにやられたわ 」
「 だいちゃん教えて？ 」
重岡「 いやっ 、は 、え？ 」
「 教えてくれるって言ったじゃん ( 笑 ) 」
重岡「 言うたけど … 」
確かに言った 、それはもう確実に
けど 、目の前に
色っぽく濡れた髪とたまに首筋に垂れる滴
後ろからちらりと覗き込む長い睫毛
すっと通った綺麗なうなじ
風呂上がりだからふわっと香る同じ石鹸の匂い
こんなどきっとする4拍子が揃えば
俺の心臓は急激に加速し踊りだす
器用に物事を進めるAは
意外にもこのゲームは苦手な模様で
同じことを何度言っても違う動きをするから
後ろからゲーム機を操るAの手に
自分の手を合わせてお手本の動きを見せた
… でも結局は 。
「 んんん！ わかんない！ みんな強すぎ！ 」
重岡「 A下手すぎや 」
「 難しいよ 」
重岡「 そんな難ないわ 」
「 ううう … 、無理！ 負けた … ！！！ 」
項垂れるように全身の力を抜く感じで
だらりと柔軟に俺の方に凭れてくる
みんな強いんだもん！ と語尾を強めて主張すると
他のみんなはそんなことねえよと反抗した
まあ最初だからね 、仕方がないし
なんていきなり開き直ったAは
俺の手をソファの腕置きのようにして
全体重を俺に預けた
ドキドキが伝わる気がしてならない
「 だいちゃんの教えも虚しく … ( 笑 ) 」
重岡「 俺 、何回もお前に助言したのに 」
「 わっかんないんだもん！ 」
ゲームも俺のドキドキもわからぬまま
だんだん夜が更けていく
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綾 香(プロフ) - るんちゃんまん。さん» リクエストありがとうございます！！ かみしげちゃんに看病されるお話ですね！ 2の方で書かせていただきたいと思うので 、よろしくお願いいたします （＾_＾） (2019年4月21日 19時) (
レス) id: 8e44b59e11 (このIDを非表示/違反報告)
るんちゃんまん。(プロフ) - 女の子が体調悪いの隠してたのがかみしげの二人だけにバレてその日オフだったかみしげ二人に看病される話がみたいです！ (2019年4月20日 3時) (レス) id: 080aa07571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾 香
| 作成日時：2019年3月28日 19時
