7 人 と 同 居 生 活 (( JW ))

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「 今日行ったところよかったね 、美味しかった 」



平野「 な！ また行こ 」



「 ありだね〜 」







呑み終わりに電車に揺られて

会話のテンポが心地よくいい気分に浸る



最寄りに着くと紫耀にお礼と別れを告げて

コートを深く着直して外へ出た



3月と言えどまだ外は寒く

特に夜になると風が酷く冷たくて

身震いを何度かしてしまうほど







「 淳太くん？ 」







改札で定期を通した後

目の前のコンビニから出て来る淳太くんを見つけて

彼の名前を呼ぶとちゃんと聞こえたのか

首元から振り返り私を見た







中間「 おかえり 」



「 ただいま 」



中間「 連絡したん？ 」



「 連絡するより先に淳太くん見つけたからいいかなって 」



中間「 そうなんや 」



「 連絡したほうがいいかな 」



中間「 …… 、いやせんほうがいいかも 」



「 ならいいや 」



中間「 俺がおるからな 」



「 んふふ 、そうだね 」







近くのコンビニだから 、と

甘く見ていたのか薄手の淳太くんは

ポケットに手を突っ込み首を引っ込ませ

見るからに寒そうにしている





それに対してガウンを着ている私は

彼よりかはぽかぽかしていると思う





ドキドキしている心臓は一向に収まらなかったが

彼の腕の隙間に私の腕を入れて腕を組んだ







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