7 人 の 同 居 人 2 (( JW ))

◎ 安く ページ31

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神「 彼女！？ 」


『 そうだよ〜 、今日は安くしとくからね？ 』






ともくんが大きな声を出して 目をまんまるとさせる

どうやら どちらかの彼女の話をしてるみたいだけど

あのリアクションと店長さんの会話からして

ともくんの彼女の話っぽい



… ともくん 彼女いたんだ






神「 ごめん 、A 。

なんか ええのん 見つかった？ 」


「 あ 、えっと 、まだ探してるかな 」


神「 どうしよっかなあ 」


「 これは？ ともくんに似合うと思うけど … 」


神「 俺 黒着たいから Aは白にして？ 」


「 お揃い？ 」


神「 いややった？ 」


「 ううん 、嫌じゃないけど 、ともくんはいいの？ 」


神「 もちろん 、2つ買うと安くなるし 」






このパーカーが決まった後も

いいのが見つかって5着くらい

素敵なのが見つかって 、会計を済ます






『 あら 、これお揃いじゃん 』


神「 いいでしょ〜 」


『 じゃあ 、女の子の分 、タダにしとくね 』


「 あっ 、払いますよ！ 」


『 神ちゃん … 、この子ええ子だね …

今まで俺が女の子にタダにするって言ったら

やった！ってただ断られたけど

払いますよって言われたの初めて … 』






店長さんは腕で涙を拭う素振りを見せて

私の服の分を引いた金額を電卓で打ち

ともくんに差し出した





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