7 人 の 同 居 人 (( JW ))

◎ 濡れ ページ49

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終電にギリギリに乗って

改札を通ると 、風が湿ってる

… あいにくの雨 。

しかも 、小雨とかじゃなくスコール 。

折り畳み傘もこんな時に限って持ってきてないし …



携帯を取り出し 、ラインを開いてみるも

時間が時間だし と思い鞄にしまった






「 … 止まなさそうだし 、走るか … 」






降り止まない雨が私の髪や体を濡らしていく

大きな雨粒が私の体力をどんどん奪っていき

ものの3分で歩き始めた




近くのコンビニに寄ろうとも考えたけど

びしゃびしゃだし手遅れ 。




お風呂に入ったかのような濡れ具合のまま

家に着き 、床が濡れるのも気にせず

リビングに入り 、床を拭く用にタオルを持ってくると

7人が起きてしまったみたい




軽く注意はされたけど 、申し訳ないなと思いながら

シャワーを浴びる






「 起こしちゃってごめんね 」


神「 もう 、ええから 、体 あっため？ 」


「 ありがと 、おいしっ 」


藤「 明日は 、休日やし ゆっくり休めるやん 」


「 まあ 、それが不幸中の幸いだよね 」





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