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*
『お!革命軍御一行様じゃないですかー!!』
少年くんと愉快な仲間たちと別れ革命軍の三人を探してると､思いの外早くに見つかってラッキーだった｡
私の声に三人も気付き､こちらに駆け寄ってくる｡
｢もう!玲ちゃんどこに行ってたの!?｣
｢急に居なくなるからビビったぞ……｣
｢こんな国で迷子になられても困るのでな｡｣
会って数秒でこれ｡ハックさんに至っては私は迷子になっていたらしい｡
｢で､どこ行ってたんだ?｣
『迷える王子に喝を入れに?』
｢｢｢は??｣｣｣
『三人でハモらないでもろて｡』
｢おいコアラ､こいつ頭打ってねーか?｣なんてボヤき始めたサボさんを一先ず無視｡
『でも､もう心配いりませんよ｡この戦いはもう終わる｡』
そんな根の葉もない様な言葉に三人揃って頭にハテナを浮かべる｡仲がよろしい様で何より｡
｢どういう事だ?玲｡｣
*
遡ること玲が革命軍と会う20分ほど前｡
｢今､何と申した!?｣
『だからぁ､少年くんが子の戦争終わらせに行っておいでーって｡』
かれこれ4度目くらいになるこのやり取り｡何度言わせりゃ分かるんだバカヤロウ｡
｢1年も続く戦争だぞ!?こんな子供の言葉で終わるものか!!｣
『でも王子なんでしょ?さすがに王子の言葉なら皆聞く耳持つんでないの?』
聞けばこの戦いの発端はサボさん達が言っていた通り武器の密輸だったらしい｡この国は政治の盛んな国だったらしく､二つの派閥に別れていた｡
一つはこの国の国王率いる｢国王が全権力を持ってんだよ､言う事聞きやがれー｣って言う通称"絶対王政派"
もう一つはこの国の1人の勇気ある青年率いる｢おいおい､ちょっと待てよ｡身分なんて関係なく能力のある奴が上に立とうぜ!｣って言う通称"冠位十二階派"
その二つが長いこと揉めに揉めていたらしい｡そうして絶対王政派の人々が手にしたのは､サボさんの言っていた"とある国から密輸されてきた武器"
冠位十二階派の動きが活発になり始めて｢おいおい､何かヤバくね?あいつら勢力拡大しすぎじゃね?｣ってなってドンパチやり始めたんだと｡
『少年くんのお父さんって絶対元ヤンでしょ｡背中にさ､桜とかの刺青入ってる系の人｡』
ちなみに少年くんは子供ながらに､お父さんのやり方に疑問を抱いていたらしい｡
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三枝(プロフ) - 星猫さん» 了解です！ (2021年2月3日 4時) (
レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 桜髪の天使の少女【ワンピース】が出来ました。 (2021年2月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» ONEPIECE､ブラクロ､FAIRYTAIL､呪術廻戦､Dグレ､ハイキュー……知識が多いのはこれくらいです｡ (2021年2月2日 17時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年2月2日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» なるほど､分かりました！了解です。 (2021年1月30日 12時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三枝 | 作成日時：2021年1月24日 18時
