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｢は???｣
ワノ国に来てひと月が経った頃､味方も増えて､せまっ苦しい木造の建物にはむさ苦しい男共が増えた｡
最初は怪訝そうな､いつでも裏切ってやろう感満載だった元百獣海賊団のクルーもすっかり私達の雰囲気に溶け込んでいる｡
気が付けば私と金子の事を｢兄貴｣｢姐さん｣と呼ぶくらいには懐かれた｡これは良い方の予想外中の予想外だ｡
そもそも､私は君らよりも遥かに年下なのに｢姐さん｣っておかしくない??バルトロメオさん的な思考かな?
まぁ､そんなこんなでわちゃわちゃした日々を送ってる｡その輪の中にはちゃっかりおでんさんも居るしね｡
歪というかアンバランスなチームだな､と苦笑いを浮かべる日も多くなった｡
農園から食料を盗んで来てはおこぼれ町やえびす町の人達に分けたりなんて日々は相変わらず｡変わったことと言えば､元百獣海賊団組の人達が率先して盗みに行くようになったことくらい｡
あとは､おでんさんから剣を学んでいるくらいだ｡
そんなある日の事だった｡私の発した一言で金子が間抜け顔で間抜けな声を出したのは｡
『ほら､戦力は多いに越したことは無いっしょ?かと言って､私も金子もこの国から居なくなるのはまずいからさ､どっちか片方が行くの!』
｢それを俺に行ってこいと?｣
『まさか｡じゃんけんで決めよう!』
と拳を出せば諦めたように金子も私と同じように拳を出した｡
『さーいしょはグッチチのみのもんた!!』
私が出したのはグー｡金子はチョキ｡
その刹那､金子の顔は最悪だと言わんばかりの表情を浮かべていた｡
｢つーか何だよ､その掛け声｡｣
『知らない?』
｢知ってるけど､玲が知ってるのは驚いた｡｣
なんてボヤきながらため息混じりに腰を上げて､荷造りを始める金子｡何だかんだ言いながらちゃんと行ってくれる｡
以前､私のことを｢すんげー優しい奴｣って言っていたが､金子も大概だなと思った｡
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三枝(プロフ) - 星猫さん» 了解です！ (2021年2月3日 4時) (
レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 桜髪の天使の少女【ワンピース】が出来ました。 (2021年2月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» ONEPIECE､ブラクロ､FAIRYTAIL､呪術廻戦､Dグレ､ハイキュー……知識が多いのはこれくらいです｡ (2021年2月2日 17時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年2月2日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» なるほど､分かりました！了解です。 (2021年1月30日 12時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三枝 | 作成日時：2021年1月24日 18時
