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｢それ､上手くいく気が全くもってしねぇんだけど?｣
『心配すんな｡私もしない｡』
真顔で何かを悟ったかのように会話を交える異世界2名｡
『でもさ､やらんよりはマシっしょ?今後の為にもさ!』
｢お前ってさ､すんげー優しい奴だよな｡この世界じゃ"甘っちょろい"とも言う｡｣
『そうだね､ちゃんと自覚あるよ｡』
一向に戦闘態勢に入らない私達を見て､痺れを切らしたかのように向こうが仕掛けてきた｡
その攻撃の軌道を逸らして後ろに回り込み､後ろから両手を拘束し､そのまま地に押さえ付ける｡
反撃をして来ない私達に男達の顔は一層怪訝そうなものになった｡
『私から一つ提案があるんです｡』
｢提案だァ?｣
『そ!____私達側に付く____ってどうっすか?もちろん､タダでとは言いません｡……そうだなぁ､この世界の事とか?ワンピースの事とか?っていう情報をそちらに提供するってのはどうっすか?』
ニヤリと笑いながら言い放てば彼の顔色が変わった｡今の発言で彼の中での私達の認識は｢異世界人かも｣くらいにはなったはず｡というかなってくれ｡
『ワンピースの在処だって､なんだって知ってる｡』
本当は全く知らんがな｡ラフテルという場所にあるって事くらい｡その重要なラフテルの場所は知らんがな!
金子からの｢大丈夫か〜?｣という不安の色を混ぜた視線を感じるが知らんぷり｡
『ね!どう?絶対カイドウに付くより私達に付いた方が得多いよ!ほら､カイドウって､ブラック企業どころかダーク企業でしょ?苦労も多いんじゃない?私達ならホワイト企業ですよ〜｡食料だって私達が持ってくるし､ヒトコロだってさせないし!いくら海賊と言えど､人殺すのにはちょっと心が痛む事もあるんでないの?そんな事をしてるって知ったら天国のおっかさんが泣くぞ〜?』
ゴリ押し感満載な感じで只管言い聞かせる｡目は必死を物語っている｡大丈夫だ｡殺せんせー､イルカ先生､金八先生､川藤etc.
フィクションの教員達はどんな荒くれ集団も言葉の力で切り抜けてきた｡特に川藤とかはね｡頑張った教師部門の第1位は君だよ､多分｡
『夢にときめけ!明日にきらめけ!目指せ甲子園!!』
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三枝(プロフ) - 星猫さん» 了解です！ (2021年2月3日 4時) (
レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 桜髪の天使の少女【ワンピース】が出来ました。 (2021年2月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» ONEPIECE､ブラクロ､FAIRYTAIL､呪術廻戦､Dグレ､ハイキュー……知識が多いのはこれくらいです｡ (2021年2月2日 17時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年2月2日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» なるほど､分かりました！了解です。 (2021年1月30日 12時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三枝 | 作成日時：2021年1月24日 18時
