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*
｢……ガチもんだな｡｣
昨夜おでんさんと遭遇した場所まで来ると､彼は昨日と同じ様にそこにいて､おでんさんを見るや否や､そう頷いた金子｡
おでんさんは私が昨日､一方的に話した上に逃げてしまったので､少しだけご機嫌ななめだった｡ちょっと悪ふざけで5歳児をあやすみたいにしたら怒られましたマル
というか､金子にも見えてんのね｡
『自分の家臣が心配で成仏も出来ずにこの世に留まっちゃってるんですか?私が尸魂界にでも送って差し上げましょうか?……まぁ､斬魄刀無いから無理ですけどね｡』
｢後半は何言ってるか分からねぇが……いや､成仏出来ずにいる訳じゃねぇさ｡俺はあいつらに何の心配もしてねぇからな｡｣
あいつら……とは1年半後にこちらに来る錦えもんさん達の事だろうか｡彼が来たのは都……というか特に農園で好き勝手やってる私達に興味が湧いただけらしい｡
そんな自由な思考でこちらに来れてしまうもんなのか｡自由人もいい所だな｡まるでルフィさんみたいだ｡
そう思いながら山を降りていく｡後ろからはしっかりとおでんさんも着いてきている｡
そんな時だった｡おこぼれ町の子供がべそをかきながら､こちらに走って来る｡
｢大変だよ玲姉ちゃん､涼介兄ちゃん!今､カイドウの一味の奴らが来てるんだ!｣
そこまで聞いて､大体の察しがついた｡だが私は彼らに言ってあるはずだ｡｢誰かに何か聞かれたら玲という海外の人がやった｣と言えと｡
彼曰く､町の人達皆して､誰もその事を言わずに無言を貫いてるらしい｡
｢玲｡｣
『うん､急ごうか｡』
空間を出して､おこぼれ町へと移動する｡
*
惨劇｡まさにそんな絵面だった｡何の罪もない人達にどうしてこんな事が出来るのだろうか｡涙を流してボロボロな身体で私達に逃げろと訴える町人達｡
『農園から盗んだのは私とこいつだし､その食料を食べたのも私達だけ｡おこぼれ町の人達は全く関係無い｡』
｢玲ちゃん…やめてくれ､俺たちは___｣
そう言いかけている彼の口を金子が抑えた｡そこから先を言えば､こいつらの矛先は再び町人へと移るから｡
相手は見たとこ幹部でもなければ能力者でもなさそう｡てことはギフターズでもスマイリーズでもないな｡
『ウェイターズかな｡』
｢多分だけどな｡｣
『……金子､いい事思いついた｡ちょっと耳貸して｡』
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三枝(プロフ) - 星猫さん» 了解です！ (2021年2月3日 4時) (
レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 桜髪の天使の少女【ワンピース】が出来ました。 (2021年2月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» ONEPIECE､ブラクロ､FAIRYTAIL､呪術廻戦､Dグレ､ハイキュー……知識が多いのはこれくらいです｡ (2021年2月2日 17時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年2月2日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» なるほど､分かりました！了解です。 (2021年1月30日 12時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三枝 | 作成日時：2021年1月24日 18時
