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*
｢な､何しやがるクソガキー!!!｣
一瞬で場が騒然となった｡原因は一人の少女｡この酒場でバカ騒ぎしていたのは､ここ最近名を挙げてきている海賊団｡
そんな海賊団にたった1人の少女が手を出した｡
海賊が各々武器を手に取るが､少女のあまりにも鋭い眼光に一歩後ずさった｡
その目はまるで獲物を捉えたライオンの様でも､殺し屋の様でもあった｡温度の無い鋭く尖った目｡
華奢な体の少女からは考えられないような目であった｡自分だってそこそこ名の上がってきた海賊だが､たった1人の少女に確かな恐怖すらも感じた｡
『黙って聞いてりゃ好き勝手言いやがって………』
見た目に反した低く唸る声｡
一瞬でも怯んだ海賊団だが､相手はまだ子供｡おまけに女ときた｡臆する相手ではないと悟ったんだろう｡
武器を構え直して少女に向かっていくも､容易く避けられたばかりか溝落ちを突き付けられて痛みに悶えている｡
だが､見ていて気持ちの良いものである｡自分の尊敬する海賊団を馬鹿にされてこちらも腸煮えくり返っていたところだ｡
あの方達ならこんな雑魚など目もくれず無視してるだろうが､俺達は違うのだ｡尊敬する海賊団を馬鹿にされて黙ってる訳がない｡
彼女もまた､俺と同じなんだろう｡
『テメェらがどんだけ強いかなんか知らんが､テメェら程度の集団が麦わらの一味を馬鹿にするなよ｡』
*
｢て､てめぇ……俺達が誰だか分かってんのかァ!?あぁ!!?俺らはあのブラームス海賊団だぞ!?｣
ブラームス?聞いた事の無い名だな｡
『知らんなぁ｡……その程度の船長?』
｢バカめ……聞いて驚け!懸賞金2億のお頭だ!!｣
うそん､自分より懸賞金上やんけ｡だが､ここで引く私でもないのだ｡大事な友人を散々コケにされたんだ｡黙ってる訳がないだろ｡
｢お､俺らと一戦やろうってか?お前一人でか?｣
『いいよ､今は何だか負ける気がしない｡……二度と麦わらの一味を悪く言えないようにここでシメとかなきなゃな｡』
どこぞのヤンキーが言ってそうなセリフ｡ふと頭にデュースの姿が思い浮かんだ｡今の私は｢エース!コイツらにいっちょやき入れてやろうぜ!｣の状態である｡
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三枝(プロフ) - 星猫さん» 了解です！ (2021年2月3日 4時) (
レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 桜髪の天使の少女【ワンピース】が出来ました。 (2021年2月2日 22時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» ONEPIECE､ブラクロ､FAIRYTAIL､呪術廻戦､Dグレ､ハイキュー……知識が多いのはこれくらいです｡ (2021年2月2日 17時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2021年2月2日 16時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
三枝(プロフ) - 星猫さん» なるほど､分かりました！了解です。 (2021年1月30日 12時) (レス) id: 077184ce48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三枝 | 作成日時：2021年1月24日 18時
