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『うわー､すごく……ごっついいかだですネ｡』
｢嬢ちゃんの方は弱っちそうだな!!｣
弱っちそうって､強化してもらったばかりなのだが｡まぁ､見た目的に特別変わったとかは無いからそう思うのは仕方ないのかもしれない｡
それはそうとこの男｡……何か既視感｡
『つかぬ事をお伺いするようですが､以前どこかで会いましたっけ?』
｢いや?俺は嬢ちゃんみたいな子知らねぇぞ?初対面のはずだ｡｣
私も彼に前にあった記憶が無い｡だけど､見たことあるんだよな｡何でだ?
3mもあるであろう巨体にビール樽の様な体付きをした何とも特徴的な人物を忘れるわけは無い｡
だから､どこかで会ったと思うんだが､不思議な事に全く思い出せない｡
しばらく､ウンウン唸って考えてから｢あーー!!｣という声を発しながら､この男がどこで会ったのかを思い出した｡否､何故会った事の無い人物を知っているのかを思い出した｡
『写真の人だ!!』
｢写真?｣
そうして頭に思い出されるのは､とある冬島でエースさんと会った時の事｡
私はエースさんから彼と全く同じ顔をした写真を見せらて､この男を見ていないか聞かれたのだ｡
『名前は確か､ティーチさん!……で合ってますよね?』
何故､初対面の私が自分の名前を知っているのだと思ったのか､訝しげな表情を浮かべた｡
『エースさんって方をご存知ですよね?』
そう聞くと彼は一瞬大きく目を見開いた｡
｢火拳のエースだな｡｣
彼の異名までは知らないけれど､同一人物だろう｡
『エースさんが探してましたよ?』
｢因みに俺を探してる理由は?｣
その声はひどく警戒した声で､少しの恐怖すらも感じた｡この辺の空気が少し重くなった様にも感じた｡
『さぁ?"ちょっと色々あって訳あって探してる"って言ってましたよ?心当たり無いんですか?』
｢あ､ああ｡｣
明らかに雰囲気が変わった｡具体的にどのように変わったのかと聞かれたら答えられないが､何かに動揺しているような……そんな感じだ｡
｢火拳は今､どこにいるか分かるか?｣
『さぁ?会ったのも結構前ですし……お力になれずすいません｡………あ!でもグランドラインの入口付近で会いましたよ｡今はもっと違う所にいるかもしれませんが｡』
｢そうか､ありがとうな｡嬢ちゃん｡｣
ティーチさんのその言葉を最後に私達は別れた｡若干の違和感を残して｡
その違和感の正体は後に分かることとなる｡
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めぐ(プロフ) - ブラクロ読んでないので能力の詳細説明などあると助かると思います！ (2021年2月10日 20時) (
レス) id: 297d364bbb (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - めっっちゃ面白いです!アッシー君っぽい能力か、、、いずれは弟君みたいな攻撃とか出来るようになるんですかね〜(笑)楽しみです！更新頑張って下さい､､! (2020年11月21日 2時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - まぁ、それでも無理だった場合は長押ししてGoogleで検索すれば見れると思います (2020年11月19日 15時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - これ全部そのまま貼ればいけると思います (2020年11月19日 15時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/f/2/e/f2eb74c9734d278ddb2b60e0b8bee140.jpg (2020年11月19日 15時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三枝 | 作成日時：2020年11月13日 6時
