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ルフィさんの勝利に加えてパウリーさん達も無事との知らせ｡因みに私のウェイバーもパウリーさんが持っててくれているようだ｡ありがたい｡
後はさっさとトンズラこくだけなのだが､ルフィさんが動く気配はない｡
ひょっとしなくとも戦いのダメージから来てるんだ｡せめて腕を伸ばしてくれれば後は私達に任せてもらえれば良いのに､それも出来ないらしい。
脱出船をルフィさんのいる所まで動かそうとした時､砲撃が船に当たって逃げる術もなくした｡
｢私の能力でも途中で海に落としてしまう｡｣
ロビンさんの言葉にハッとした｡使う機会が少ないというか､ほぼ0だったから自分でも忘れかけてしまうけれど､私も能力者｡
私の能力なら途中で海に落とすことも無くルフィさんを助けられる｡
『ウソップさん!そこどいて下さい!!』
今日一のスピードで走る｡うわ､足痛すぎ｡筋肉痛は決定事項だな｡
｢玲!ジャンプで届く距離じゃないわ!!｣
ナミさんの制止も無視だ｡そういや､皆が私の能力を見るのはこれが初なんじゃないか?
橋から飛び降りながらそんな事を思った｡
｢玲!!お前､海に落ちるぞ!!やめろ!玲!!｣
ルフィさんも慌てるが心配無用だし､落下なうなのに"やめる"なんて出来る訳なかろうて｡
バッと空間を出して潜る｡さっきまで青い海が見えていた下は地面へと変わっていて目の前には驚きを隠せない表情のルフィさん｡
『驚きました?私も実は能力者なんです｡ココヤシ村の後に拾い食いしたら悪魔の実で自分でもビッくらポンです｡』
何とも間抜けな顔をしてるなーなんて失礼ながらそんな事を思う｡
『さ!逃げますよ!!』
ルフィさんを担ごうと手を伸ばした時､何かの声が聞こえた｡
『下?』
手を止めて下を覗く｡
軍艦では砲撃開始のカウントダウンが始まっている｡
砲撃開始まで4秒｡
｢玲!見たか?!｣
『はい!』
ウソップさんの声に答える｡不細工ながらも彼の顔は涙でぐちゃぐちゃだ｡
3秒｡
｢玲!ルフィ担いで海へ飛び込むぞ!!｣
ゾロさんの声に答える代わりにルフィさんの元へ走る｡
2秒｡
『重っ､身体中の力という力が抜けとるやないですか!全体重がのしかかっとる!』
｢悪ぃ｡全然力入らねぇんだ｡｣
『お疲れ様っす!!』
1秒｡
空間を出して通る｡地面だった下は青い海へと変わる｡
０秒｡
砲撃開始｡
あと少し遅ければ私達はアレを食らってた｡
『あっぶねー｡』
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めぐ(プロフ) - ブラクロ読んでないので能力の詳細説明などあると助かると思います！ (2021年2月10日 20時) (
レス) id: 297d364bbb (このIDを非表示/違反報告)
MARE(プロフ) - めっっちゃ面白いです!アッシー君っぽい能力か、、、いずれは弟君みたいな攻撃とか出来るようになるんですかね〜(笑)楽しみです！更新頑張って下さい､､! (2020年11月21日 2時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - まぁ、それでも無理だった場合は長押ししてGoogleで検索すれば見れると思います (2020年11月19日 15時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - これ全部そのまま貼ればいけると思います (2020年11月19日 15時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
亜星可也(プロフ) - http://uranai.nosv.org/img/user/data/f/2/e/f2eb74c9734d278ddb2b60e0b8bee140.jpg (2020年11月19日 15時) (レス) id: 430d859c05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：三枝 | 作成日時：2020年11月13日 6時
