ごめんなさいを言わせて kn ページ37
やってしまった。
目の前にあるのはコネシマくんが大事にしていたマグカップ。の割れたやつ。
どうしよう…絶対怒られる！
焦る私、されど彼らしくない色をしたマグカップは割れたまま。
同じのを探す？だめだ、時間が無い。
接着剤で付ける？粉々すぎて無理！！
あわあわと考えている私の耳に飛び込んできたのは彼の呑気な声。
kn｢ただいまー！！｣
『お、おかえり…。』
終わった…
もう潔く謝ろう…
kn｢どないしたんA？元気ないやん。｣
『あの、これ。』
粉々になったマグカップを見せる。
コネシマくんは一瞬目を見開き、静かに伏せた。
kn｢そか、割れてしもたか。｣
『うん…あの！』
kn｢ま、形あるもんはいつか壊れてまうからな。あぁ、俺が片すから触らんといて。｣
温度のない言葉に自分の体温が下がる感覚を覚えた。やっぱり大切な物だったんだ。
『コネシマくん、ごめ』
kn｢ちょっと煙草行ってくるわ。｣
遮られた言葉を受け止めきれず、呆然と立ち尽くす。
取り返しのつかない事をしてしまったのだろうか。
もしかしてこのまま別れちゃったり…？
『そんなの、いや。』
煙草を吸いにベランダに出ようとするコネシマくんのシャツを引っ張り、その背中に向かって言葉をぶつける。
『こね、しまくん。マグカップ割っちゃって、ごめんなさい。思い出の物だったんだよね、ほんとにごめんなさい！』
kn｢え！？Aなんで泣いとるん！？あんなん別にええて！！｣
『え、だってあんなに怒って…』
kn｢別に怒ってへん！！ただあのマグカップはな…｣
なんの思い出が詰まっているのだろうか。
『元カノさんのもの？』
kn｢ちゃう。あーー言わんとこ思ってたんやけど…まぁいいか！あれ、元々お前に渡す為のものやってん。｣
『私に…？』
kn｢そーそー。付き合う前にプレゼントしようと思って買ってんけどなんか重いかなー思って渡さんかってん！！それを思い出して恥ずいなー俺！って考えてただけやねん！！｣
『よ、かったぁ…嫌われたかと思ったよぉ…』
kn｢マグカップ割ったくらいで嫌いにならんわ！｣
『ブルジョワしまくんだもんね？』
kn｢せやな！！｣
(『付き合ったんだからくれれば良かったのに』)
(kn｢だって恥ずいやん？｣)
(『そういうもの？』)
(kn｢そういうもん。｣)
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絶賛スランプなうなのでいつも以上に亀さんになりまする…
すまんだらすまんだら！！
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紗音(プロフ) - ただのら民@ピーたーさん» 名義変わりまして紗音と申します。SAN値チェック！ファンブル！！！感想！！！ありがとうございます！！！！がんばりやす！！！ (2020年6月4日 22時) (
レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
ただのら民@ピーたー - しゅきﾊｧﾄ GM(shp)「あー…はい、この声を聞いたカノンさん、きのこ（em推し） さん、SAN値チェック…はい、1D100で。 …はい！好きです←ﾁｮｳｼﾉﾝﾅ 頑張ってくだせぇ、姉御！←ｱﾀｵｶ あっやめて石投げないでアーーーーーーーーーーーーー！？ (2020年6月4日 20時) (レス) id: a37e444ba1 (このIDを非表示/違反報告)
カノン(プロフ) - きのこ(em推し)さん» ありがとうございます！！少しずつネタが思いついたら投稿するんで見てってください(´∀｀) (2019年11月26日 10時) (レス) id: 49310bd778 (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(em推し) - 大好きです 応援してます(*´ω｀) (2019年11月26日 8時) (レス) id: 4906f728aa (このIDを非表示/違反報告)
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