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きっかけ ページ3
学校からの帰り道
私はいつもと変わらない道を一人歩いていた。
つい最近まで仲のよかった人が都合が悪くなり
私から離れ、距離をとっていく
そして他の人に切り替えていく
そうしたことがいくどとなく繰り返されていく世界
そうこの世界に《絶対》などと言う言葉は存在しない
ほら私の周りにもそんな人ばかり
親でさえ私が何か失敗すると、親の希望どうりにいかないと
“暴力”という名の
“躾(ストレス発散)”をしてくる
あぁこんな世界なんて望んでない
こんな世界要らないのに私には必要ないのに
なんて馬鹿なこと考えながら横断歩道を渡っていた
そのとき
キー！！
アスパルトとゴムのすれる音がした
私は瞬時に音のする方向を見た
(あぁ車だ、ひかれるんだ)
そう感じた直後
ドン！！
鈍い音が辺り一体に広がっり女の人の叫んでいる声が聞こえた
(あぁやっと死ねるんだ)
そんなことを考えていたが
私の視界がブラックアウトした
続く
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作者名：イージスト | 作成日時：2019年1月19日 21時
