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「さっきまで、泣いてた奴とは思えへんくらい食うな、お前」
結局、こんな姿で打ち上げなんかいけないということで大倉の家に上がり込んだ。
すると、お互いお腹がすいていたので料理上手な大倉が残り物でやきそばを作ってくれた。
相変わらず、女子力が高いというか部屋もきれいだしシッカリしてる。
「おいしい！すごくおいしい」
思わず、涙が出てしまうほどおいしい。
焼きそばってこんなおいしかったけ？
「泣きながら食うなお前」
といいながら、大倉はおにぎりを食べる。
本人いわく焼きそばの気分じゃないらしい。
「これ食べ終わったら帰るから」
「せっかく来たんだからゆっくりしてけよ」
これ以上、大倉に迷惑をかけるわけにはいかない。大倉を傷つけてしまう。まぁ、たぶんすでに傷付けてると思うけど。
「ううん、帰る。」
「新しいゲーム出たからやろうや」
うう、それはやりたい！ぜひともやりたい。けど、これ以上迷惑かけられないし。たぶん、家帰ったらそのゲームはたぶん兄ちゃんがやってるからやらしてもらおう。
「うう、また今度ね！」
「そうか。まぁ、いつでもきぃや」
大倉はそう言ってくれるけど、わたしだっていつまでも大倉を頼ってばっかじゃだめだ。
大倉から卒業しないと。
「いつも通りでええから。今まで通りでええから。なんでも頼ってよ。友達やろ？」
「ありがとう」
大倉はわたしの考えてたことがわかってたのか、そういってくれた。こいつも優しいのだ。
「てかこれからどうすんの？」
「え？」
「マルちゃん」
「あぁ、わかんない。好きにならなくなるの待つ。というか丸山先輩にしばらく会いたくない」
「それもそやな。俺も亮ちゃんの彼女って分かったとき彼女おろか亮ちゃん見たくなかったからなぁ」
さすが、フラれた者同士。
あ、大倉はフラれたわけではないのか。
「俺のことはホンマ気にせんでええから。気にされると逆にムカつくから」
「わかった笑」
こいつと友達でよかったなと本当に思った。
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あけ(プロフ) - ∞青薔薇∞さん» 見に来てくれてありがとう〜！もっとバクバクさせるようにがんばるね← (2017年9月20日 17時) (
レス) id: a71eee39fa (このIDを非表示/違反報告)
∞青薔薇∞(プロフ) - こっちも見に来ましたあぁぁぁ！もう既にこれからの展開が気になって心臓バクバクしてるよ！？ (2017年9月20日 17時) (レス) id: ad98f1df92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あけ | 作者ホームページ：
作成日時：2017年9月20日 11時
